山域 那須連峰
形態 プチアルパインかな?
メンバー リーダー:笑一、沼ッチ、Nさん、Sさん(HODO-HODO BOYS)
今回の山行は、今シーズンの課題として残っていた
朝日岳東南ルンゼ(くの字沢)である。
HODO-HODO BOYS(中高年ですけど)で
行こうと決めていた場所だ。
<3月31日>
年度末ということもあり前日に入山し、
たくさん山の話をしようということで
WDM(ウインタードランカーズミーティング)を
開催する事に。
参加者はリーダー笑一と沼ッチ・・・・・
強風が吹き荒れる中、エスパースを設置。
車にテントを繋ぎ、飛ばされないようにする。
(以前この場所にテントを張って、飛ばされポールが折れて敗退したことがある)
明日天気が良くなると天気予報で言っていた。
その事を信じてWDM開始、
もちろん二人ともピッチは速い。
時刻は何時だろうか?
すでに12ピッチは登っただろうか?
ふと外が気になりトイレへ行ってみる。
外は吹雪になっていた・・・明日本当に大丈夫か?
携帯のメールを確認すると、
Nさんも明日参加できるというので合流する事になる。
Nさんは、先週もTさんと東南ルンゼを登っている。
心強い。
結局WDMは盛り上がり日付をまたいでも続いていた。
沼ッチが先に5・11cのチャンポンクラックで無念のフォール!
リーダーはその後フリーソロで5・12aの焼き肉を焼いて、
最後5・13cのラーメンを食べみごと完登。
ちなみにリーダーはWDMの次の日は、
体調不良のため山に登らないことが多い。
いったい何しにきてるんですか・・・
<4月1日>
放射冷却による寒さで目が覚めた。
・・・もちろん二日酔いである。
しかし外は快晴、最高の天気だがテント周辺で15CM程度の積雪がある。
ま~何とかなるだろ。
今回は、リーダーも珍しく、山行に参加する事に。
あと飛び入り参加で、Nさんの師匠Sさんも一緒に行く事になった。
Sさんも山へのモチベーションが高く、
いつも目標を設定し、
着実に実行している。
教わる事が沢山ありそうだ。
大丸駐車場上の道の除雪が始まったので、
車で上まで行こうというリーダーを必死に説得し、
最初からアイゼンを履いて山行開始。
久しぶりの山行にリーダーもテンションが上がり、
オヤジギャグのマシンガン(冷冷冷冷)
私は慣れているのでいるので、
そよ風のように聞き流す♪♪♪
はじめてのSさんとNさんは、
最初 こそ笑っているがその後の対応に困っているようだ。
通常の登山道から外れ沢へと下る。
結構なラッセルだ、ずっとこの雪だと結構キツイ。
最初は不安定な雪の緩斜面を登っていく。
トップはSさんと沼ッチの交代で進む。
リーダーは皆に迷惑を掛けるからとラッセルを辞退し最後尾を行く。
天気が最高に良い。
空が青い、雲ひとつない、風もない。
登って行くとゴジラの背が見えてくる、
ここを右へ行く。
ここら辺から傾斜が少しずつきつくなる。
高度感もでてきて、振り向くと景色も素晴らしい。
ただアイゼンがダンゴになりやすく、
雪を落とすのが面倒だ。
稜線近くになると傾斜もいっそうきつくなり、
雪も締まってくる。
Sさんは一人別ルートをとり一足先にスカイラインに辿りついた。
東南ルンゼの終了点は、東南稜の頂上直下の壁の下であった。
これは素晴らしい、とても良いルートである。
Sさんが先に登り、上から皆を確保してくれた。
頂上付近の風の当たらない場所で休憩し、周囲の景色を堪能する。
ここからのこの景色も今シーズンは、今日で最後だろう、そう思うとすこし寂しい気がする。
下山開始してから間もなくして、天気が崩れだした、
急ぎ足で下山しお昼過ぎに駐車場にもどる事ができた。
良いルートに、良い仲間と、良い天気に登る事ができた最高の一日になった。
これは出発直前に食べた炒飯の力か、
それとも那須に眠る山の神のおかげだったのか、
どちらにしてもまたチャレンジしてみたいルートができた。
追伸
WDMの最中、リーダーに二人目の孫が誕生した。おめでとうございます。
By沼っち
リーダーと沼っち
登り始めのラッセル
沼っち&リーダー&Sさん
急な傾斜の雪壁
くの字沢最後の一手を攻めるリーダー笑一
感動の握手(涙)
スカイライン上のSさん
リーダーの頂上直下壁の登攀
Nさん2週連続の登頂
天気にも恵まれ楽しい山行となりました。
皆でまたチャレンジしましょう。
Nさんもかなり気にいったようです。
今度はSDM(Spring Drunker`s Meeting)もしましょう。
先週の感動をもう一度味わいたくて便乗してしまいました。
今回は直前に雪が降り前回とは全く違うコンデション。沼ッチさんのラッセルが大活躍。お陰でかなり楽しました。これをラッセル泥棒と言うのですね! すみません!!
天気、景色、メンバー、etc(特に笑―さんのギャグは最高でしたよ。)全て絶好調。
また機会がありましたら宜しくお願いします。
稜線付近の傾斜は、磐梯山東壁を登っているような気がしました。とても楽しいルートでした、できればご一緒したかったです。
SDM是非やりましょう。場所は谷川岳一の倉沢出合はいかがでしょうか?
今度は、あの林道を引きずってもキャスターが壊れないクーラーボックスが欲しいですね。
一応、参加予定です。
その時は、Tさん、Nさん御手柔らかに・・・お願いいたします。
理想は、事前に岩トレ、ダブルロープの確保トレをして土曜日の夕方現地入りSDM、日曜日南稜。事前トレが出来ないようであれば、テールリッジ途中までのトレッキングでいかがでしょうか?
ちなみに、6月9日(土)沼ッチ遠征隊訓練、6月10日(日)県連清掃登山、6月17日~18日県連搬出訓練の予定が入っています。ちなみに、沢登り教室は7月1日(日)大滝沢の予定です。6月2日~3日で谷川SDM or 沢はじめ阿武隈川 南沢か白水沢(前日SDM)。いかがですか。
かえってこちらの近くで申し訳ありません。
こちらこそスダッちさんお手柔らかにお願いします。
なお、沼ッチさんもカラコルム遠征の準備等々あるでしょうから、予定はあくまで予定で気軽に変更キャンセルしてください。