メンバー:(八ツ峰)角さん、JUN♀ちゃん、KON♂ちゃん、小関夫婦
(別山尾根)武さん、渓クン、古川さん
(剱沢テントキーパー)スダッち
以下、JUNちゃんのブログから引用(無断ですが・・・)
9月14日、15日、16日で剣岳に行って来た。
剣岳は去年のお盆に立山に行った時、
ぜひ来年は。。。と思っていた山であり、
憧れの山だった。。
ただ、去年時点ではあくまでも一般ルートでの
登頂予定だったけど。
この連休は台風の影響で微妙だったが
とりあえず土曜日はもちそうだというので
金曜日仕事終わりに集合、出発し、夜中着。
仮眠して、6時20分立山駅を出発した。
天気微妙な予報なのに、すごい人だった。
去年の感動そのままに、やっぱり素敵な室堂。
谷川岳以降、すっかり自信喪失の中、
トレーニングは積んで来たものの、やっぱり不安も大きかったけど
ここに降り立っただけでも、
やっぱり来てよかったとにんまり。。。
今日のテン場まで歩きます。
8時室堂を出発。
みんなの荷物も相当重いから申し訳ないけど
やっぱり重たくて重たくて荷物。。
推定15kg前後。
今回のメンバーは、会のメンバー5名、会長の同僚の方、息子さん
会友の夫婦の計9名。
おのおの、重い荷物と闘いながらも、
(闘ってない人もいたけど(苦笑))
恵まれた天候と山々の景色を堪能しつつ
ゆっくり足を進めた。
いやーー。。時々荷物が重くて、しんどいのはしんどいんだけど
それより勝る素敵な景色たち。。
いやーー。。時々荷物が重くて、しんどいのはしんどいんだけど
それより勝る素敵な景色たち。。
剣が姿を表し、もうテンションマックスです(笑)
みんなの笑顔もまぶしく、一気に疲れがふっとびました。
会長の息子さんの健脚ぶりにびっくりしたなぁ。。
たえず笑顔なんだもん。。
会長の息子さんの健脚ぶりにびっくりしたなぁ。。
たえず笑顔なんだもん。。
テン場もにぎわってます。
わたしたちも設営し、明日の天気を祈りつつ、乾杯。
この時点で体調を崩して寝込むメンバーもいて
実はわたしも頭が痛くて
ちょっと不安がよぎったけど、
自身に「ダイジョウブ、ダイジョウブ」と
暗示をかけまくり、どうにか薬を飲みつつ、
回復。
登頂開始は午前3時。2時には起きなきゃなので早めに休みました。
日曜日、天気は昼まではもちそうだということで
昼までに山頂にたち、下山しようと出発。
ヘッドランプをつけ、雪渓をひたすら登る。。登る。。登る。。。。。
初の12歯のアイゼンをはき、
リーダーになるべくついていこうと、
ただひたすら歩いた。
実は、ここで事件が起きた。
薄くなっていた雪渓が崩落し、わたしとKちゃん、会友の奥様が転落したのです。
一瞬でした。
甘かったのです。
みんなの距離が近すぎたのです。
思ったより薄かったのです。
わたしは落ちた!と思った瞬間、氷がガンガン落ちて来て
(この時点でわたしは自分一人が落ちたと思っていた)
一瞬で、
あ、死ぬんだな。と思った。
それ以外の感情もなく、
氷に埋もれて窒息死するんだなと、まるで他人事のように思った。
次の瞬間、Kちゃんの声が聞こえ、
「あ、Kちゃんが落ちてる。駄目だ。助けなきゃ!」って
もう急に力がむきむき出て来て、
どうにか這い上がった。。
会友の奥様は旦那様がひきあげ、私たちも這い上がり、
これは本当に不幸中の幸いで
一歩間違ってたら、本当に死んでたんだろうなと思う。
リーダーから山行を続けるか、意思確認をされ
私は続けたい意思を伝え
それは、みんなにわたしの為に山行が中止になるのが
嫌だったっていうのもあるけど
それ以上に、来た道を戻るのも怖かった。
本当に怖かった。。
取り付きについたものの、岩がぬれてるし、小雨は降ってるし、
この時点で予定より2時間遅れてたし
一瞬撤退を考えもしたけど
でも、やるしかない。行くしかない。
自分を奮い立たせて、
全員が挑戦しようと強い意志のもと、
クライミング開始。
途中、雨が強くなったり、ガレ場に足を取られたり、
アップダウンに苦しんだり、
本当に本当に長い道のりだったけど、
山頂!!!!!!!!!!!!!!!!
まじ、感動。
ありがとう、リーダーのTさん、Kちゃん。
本当にありがとう。ふたりのおかげで山頂踏めたよ。
リーダーの先導があり、
Kちゃんのクライミングでトップをずっとはってくれた強さがあり
あたしは登頂できたよ。本当に本当にありがとう。
その後、一般ルートで下山したんだけどその下山も
もう、アップダウンと岩場の連続で
ヘロヘロだったけど
どうにかこうにか暗くなる前にギリギリ下山できた。
今回、息子さんと同僚の方と一般道で登頂した会長。
体調不良のため、テントキーパーをしてくれたSさん
途中、会友の夫婦と別になって
今回、3名での登頂となったわけだけど
このメンバー全員で登頂した気持ちです。
きっと誰かがかけていたら、もしかしたら
違う結果になったんだと思う。
この山行、下山時も台風の影響で大変だったし
わたしの中で経験上、一番ハードだったけど
とても、充実した山行となった。
みんなに心の底からありがとうと言いたい。
まだまだ体力面も技術面も、知識面も追いついて行かないけど
またみんなで行きたい。
またみんなで感動をわかちあいたいと思う。
ありがとう。
今年最後のビックウォール、明星南壁10月19・20日あるから、参加可能な方宜しくです。
追伸、青葉の岩場の草刈り完了したので皆さん遊びに来て下さい。途中の林の中はまだ蚊がいますので、虫よけ持参下さい。
3人で登ったのはビックリです。感動もその分でかいとおもいます。私にとっても剱は特別な山で、今回の報告を読み以前登った時の感動がヨミガエッテきました。
今度は沢から劔の山頂を目指すのも良いかもしれません。リーダーへお願いしてみて下さい。
フィエスタに入って本当によかったです。
またトレーニングして山に行って充実感にひたりたいです。
本当に時々、思い出箱から記憶をとりだしてみても
あれは夢だったんじゃないかと思うときがあります。
また、ご一緒させていただき、きれいな景色と
感動をわかちあいたいです。