R1年9月1日 三ツ岩岳・保太橋沢
メンバー I堀・A坂
暑さが落ち着いたと思ったら、秋雨前線の影響で不安定な天気が続く。そんな中、天気が持ちそうだったため、桧枝岐に行くことにした。
前日の夜、仕事終わりに移動し道の駅しもごうでテント泊。夜はすっかり涼しくなり快適に過ごせた。
翌朝に桧枝岐へ移動し、国体登山道にある路側帯に駐車し出発する。
沢への入り口には別荘?があり340万円で売りに出されていたが、こんな不便な場所買う人がいるのだろうか。
別荘の脇を通らせてもらい、沢へ入渓する。沢はいきなりゴルジュだが困難なところはない。すぐに6m滝がでてきて快適に登る。
6m滝。問題なく登れるが水量が多い。
この上は再びゴルジュになるが、こちらはちょっと苦戦。水量が少なければなんてことないだろうが、正面突破ができず微妙なヘツリや巻きを駆使して進む。
ゴルジュの1.5mCS滝。水流が強く取り付けなかった。
ゴルジュの終わりに直登が厳しい8m滝があり、右岸の支沢から巻き懸垂で沢に戻る。今回、唯一ロープを使用した場面だったが、この沢は30mロープ1本あれば大丈夫だろう。
懸垂をするA坂
その後もさらにゴルジュとなったり、だれない程度に滝がでてきたりして面白い沢である。
10m滝。水流左が階段状になっており容易。
トイ状5m×2段滝。
下段はつっぱり。上段は左壁を灌木を使い突破。
この上は1290mの二股まで河原状になり、ひたすら歩いていく。ここまででスタート地点から約4kmを歩くが標高は500mほどしか稼げない。しかし、二股を左へ入ると小滝の連瀑帯となり1kmで500mの高度を稼ぐようになる。この連瀑帯は快適に登ることができる。
二股をすぎると連瀑帯が続く。
高度を上げていくき1700mで最後の二股。右に行った方が登山道に早くでそうだが、A坂氏は遠回りするのがイヤらしく左に行こうとせがまれる。記録をあまり見ないため不安だったが、激ヤブにはいたらない密ヤブ程度ですみ登山道へ帰還した。でもこの密ヤブのせいで登山客すべてにクマと誤認されたらしい(;^_^A
保太橋沢は前半があまくない登り、後半が快適な登りができる素晴らしい沢だった。下の沢よりはこちらの方が遡行価値はあると思う。
核心は下りの登山道か。A坂氏はフェルトソールだったため下りの急斜面で滑って大変だったようだ。ラバーソールか別途アプローチシューズを持った方がいいだろう。
赤が登り、青が下り
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