【メンバー】
CL:Dr.角さん(進撃の小さな巨人)、SL:MEGU、武さん(会長)、
KONちゃん、スダッち、す~さん(会友)、益子さん(会友)
7/12(金)移動日 →芦安P
いわきチーム、栃木チームは、0時ごろ、僕たち中通りチームは、午前3時に到着
テントを設営するのも面倒なので、角さんのVanguardのシートで快適に仮眠zzz
7/13(土)
芦安~乗合タクシー(¥1,100/人)~広河原~白根御池小屋(テント泊:1泊1人¥500)
翌朝は、午前6時ごろ起床。
会長に電話するも、圏外で繋がらず・・・
す~さんに電話すると、以外に近くに駐車していたことにビックリ!!
さらにその近くにMEGUちゃん、会長もいて、
持っていく共同装備の打ち合わせを軽くすませて、乗合タクシー乗り場へ
本日は、御池までなので、急ぐことなくのんびり出発。
ほどなく本日2巡目の乗合タクシーに乗り込み、広河原へ向かう。
広河原からは、登山道を重荷を担いで
大樺沢沿いの登山道じゃない方の急登をCLがチョイスしたので
これが、意外ときつかった~
まあ、そんな、CLの好判断がこうを奏しまして
以外に早く本日のテン場に到着することができ
(ちなみに毎回のことではありますが、私はみんなからだいぶ遅れました・・・)
いい立地条件の場所にテントを張ることができました。
ちなみに↓の写真は、15時頃のテン場の様子ですが、
大盛況のテント村と化していまして、足の踏み場もない状態でした。
で、僕とKONちゃんは、外は時折雨模様の天気だし寝不足なので
軽く昼食を摂ってそのまま爆睡。
どうも、その間に、会長たちは、明日のアプローチの偵察に行っていたとのこと
お疲れ様でした。そしてスイマセン・・・
7/14(日)
白根御池小屋(2:30発)~bガリー大滝~4尾根取付~北岳山頂~肩の小屋~白根御池
【パーティー】
A:す~さん、益子さん
B:KONちゃん、スダッち
C:角さん、武さん、MEGU
昨夜は、あれほど昼寝したにもかかわらず、日の入り前に就寝したので、午前1時の起床も
お目目ぱっちり!
必要な荷物をまとめてアタック開始。
暗闇の中、ヘッデンの明かりを頼りにまずは、bガリー大滝の取り付きまで向かいます。
かなり、歩きます。(あくまで個人的な感想です。)
急な雪渓が出てきたところで、各々アイゼンを装着して、歩きます。
あたりが明るくなってくると
岩壁が見えてきました。
おお!!やっと着いた~
と思ったら
会長のご厚意で、Dガリー奥壁の取り付きに案内されてました。
「次回はここだからね」ということのようです。
取付までの雪渓が、やたら短いと思ってたら
Dガリーの取付でした・・・
で、してやったりの会長です。
鳳凰三山からの朝日をバックにガッツポーズ!!
「えっ、ここ違うんですか?」
さて、気を取り直して本来の取り付きに向かいましょう。
と行きたいところですが、bガリー大滝まではcガリーの急な雪渓を
恐怖のトラバースで向かいます。
アイゼンを持ってこなかった、小さな巨人は、
アイスハンマーとアプローチシューズによるキックステップで
ここを越えてきました。(^_^;)汗・・・
bガリー大滝の下3分の1はまだ雪の下で、
シュルンドのわずかなバンドから登り始めます。
くれぐれも、ここで物を落とさないように注意しましょうね。
bガリー大滝登攀中。後ろから小さな巨人に煽られてるの図
悠長にポーズをとっている場合じゃない。
煽るだけ煽っといて「ハイ、ポーズ」
彼は、最近、攀ることについて、何らかの悟りを得たようです。
「山に感謝!自然に感謝!」大切なことだと思うので、見習わせていただきます。
ここを、登り切れば、やっと取り付きです。
(アプローチだけでヘトヘト・・・)
ここまで、生理現象による欲求を我慢してきた会長。
這松に貴重な栄養を与え、自身も少し軽量化してスッキリ。
そして、バックには富士山です。
若妻は山に来ると開放的になるようです。
先行パーティーがもたついてるので
取付のテラスで、富士山バックに各々記念撮影タイムです。
益子さんが、一番で取り付きます。
先行パーティに途中足止めを食らったらしく
登攀中の益子さんが撮影してくれました。
待ち時間も楽しく!さすけね~精神です。
Aパーティーフォロワーのす~さん。
軽やかに登ってきます。
Bパーティーは終始KONちゃんがトップでした。。。
富士山。ここなんかよりスゴイ混んでるんだろうな~
遠くから見るにはいい山です。
Bパーティー、終始フォロワーだったスダッち。
フィックス&懸垂下降用のザイルが重い。。。
行く手を阻むピラミッド。
KONちゃんにとっては、直登したい欲求を抑えることが本日の核心だったようです。
「ボルダーマットがあれば、ここで遊べるのにな~」とのことで
本日は、北岳でマットレスで残念・・・だそうです。
ちなみに、ここは、右にちょっと行って、登ります。
会長が、弟子のMEGUちゃんにボディービレーを教えてるとこかな?
マッチ箱から懸垂後のピッチを見上げる。
数年後、僕たちは、「情熱○陸」で、こんな映像を見ることになるかもしれない。。。
どこでも、小さな巨人は笑顔です。
あともう少し!
ほぼ、歩いてます(@_@;)
走ってます\(◎o◎)/!
で、予想通り、最終ピッチはDガリーパーティーと合流するので大渋滞。。。
渋滞にはまって変なところで、足止めです。
待ち時間は、楽しく記念撮影タイムです。
KONちゃんの城塞ハング、オールフリー、オンサイト!!
3000m超で一服タイム。平地より若干クラッときますね~
益子さん、顔色悪いけど大丈夫?
会長、MEGUも無事到着
KONちゃん、スリングの件は後ろのおっさんだよ
【MEGUちゃんのお花コーナー】
無事登頂~
肩の小屋からは綺麗な雲海
下山路。綺麗な稜線がが、疲れた体を癒してくれます。
ブロッケン現象、神秘的!感動!(初めて見ました。)
甲斐駒をバックに記念撮影
何時かは、赤蜘蛛行きたいね。
18:00 御池に到着。
さっきまで登っていた4尾根を見上げます。
その後は、盛大に飲んで、食べて、寝ました。
僕たちは、城塞ハングを全員が登り切った後で、雨が降ってきたので
ラッキーにも明るい時間に下山できましたが、
後続のパーティーは、濡れた岩と渋滞で、ヘッデン登攀組も確認できました。
天候、メンバー、CLの好判断により、
本当に充実した最高の山行となりました。
また、先を譲ってくれたパーティーの方々には、
感謝しても感謝しきれませんが
とても申し訳ないことをしたようで複雑な気持ちです。
ここで、改めてお礼申しあげます。
スダッち
CLらしいことなにもしないままいつの間にか山行が終わってしまいましたが、皆さん無事で本当に良かったです。生田目会長の段取りから、ルートの案内・状況判断等々いろいろとすっかりお世話になりました。そして何より参加した皆さんの日頃のトレーニングとご協力の賜物です。明るいうちに天場にもどれて本当に良かったです。充実した山行でした。ありがとうございました。
追伸 今週末の飯豊参加の皆さん気を付けて行ってきてください。ザイルとガチャ類の代わりにたくさん食材持って飯豊の大自然と豪華ディナーを楽しんで来て下さい。
急坂・雪渓・天候そしてお花畑といろいろ楽しめたバットレスとなりました。秋と違って夏山の良いとこが凝縮された山行となりました。満足できたバットレスとなりました。
参加の皆さんレベルアップしています。お疲れ様でした。