フィエスタの谷 山行記録

【福島県勤労者山岳連盟所属】フィエスタの谷は山に登る事が好きな仲間の集まりです

阿武隈川 南沢(2016/7/10) デビュー×4

2016-07-12 | 山行記録

フィエスタの谷、以前は沢遡行も多かったようですが、現在は岩登攀をする会員が増えてます。
今回は県連の沢教室に合わせた久しぶりの会山行で、阿武隈川の南沢に行ってきました。


お約束の前泊宴会で山情報を交換しながら楽しく酒盛り キャンプ場なのにテント設営せずに野宿って...朝食は炊きたて白米にカレーの豪華メニュー

いちおう沢教室の参加者ミーティングを行ってから各会に分かれての行動となりました。我々のメンバーは会員8名、沢のベテランさん2名の10人パーティーです

会員のうち4人の沢デビュー 真新しい沢靴で挑みます
前日、沢教室の主催者が下見をしてくれてハーケンや固定ロープを用意していただきました。ありがとうございます。
 

フェルトのソールに慣れず、かなり慎重な足置きでノロノロ歩きのF1到着~Nっちが右から直登してくれて大所帯が一気に取りつきます。
ヌメヌメで怖い 
登攀の困難さや高度とかでなく、不確実な要素が満載で緊張感でいっぱい


F2も右の直登ルート(巻きルートを取るグループもいました)、ここでホールド取れてKとうちゃんがグルッと頭から行ってしまいましたが...無傷で復帰!
   

F3は通常巻き道を使うようですが、先着したスーさんが右側を直登し数名が続きます。
スタンスは落ち葉が堆積して、今にも崩れそうな亀裂があり、ドキドキしながら体重を乗せてみる。ホールドをプッシュして体を持ち上げながら泥壁を登っていきます。
途中でへつるのを助けてもらったのに、ちょっと先で杯ステップのマントル?し損ねてツルッと滑り、結局ドボンしました...
  

その後はフリーで登ったりして、迫力の30m大滝
ちなみに、この日は入渓者が40人以上!F9では、待ち時間もありましたが、顔見知りの栃木や福島の山岳会の方で和気あいあいと談笑してました。
今日のハイライトは皆さん難なくクリア
   


その先もなかなか手ごわかった!
先行者が乗った岩が崩れ、洗濯機大の落石が転がってきた~目前でかわせて危機一髪
水流が少なくなり、樋状のヌルヌルした床をヘッピリ腰で登ると、次第にザレてきてブッシュ帯を進むも、ボロボロのスラブに行く手を阻まれて、
最後は藪こぎで
山頂直下の登山道へ脱出。M子さんはとうとう登山靴を濡らさずにトップアウトしてしまったのでした
   

身支度して記念撮影してササッと下山~
事故なく無事に沢山行できてホッと一息。着いていくのに必死で...色々とお膳立てしてくれた会の先輩方、ベテランの沢屋さん、主催者のサポートに感謝です。
アドリブだらけ(臨機応変な対応)、なんでもアリの自由気ままな大人の水遊びのようでいて、実は経験の積み重ねが大切だなと感じました。
登山や岩登攀とは違った日本の夏山の愉しみ方を教わったように思います。せっかく揃えた装備なので、今度は旬の恵みを味わいに行きましょう

(記:Ai)



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1 コメント

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いいですねぇ (タケ)
2016-07-13 09:51:24
久しぶりの沢、参加会員も多く楽しい会山行でした。

沢は初めての方もおりましたが、皆さんクライミング能力の高いメンバーなので問題なく楽しんでました。
今度は朝日・飯豊の沢でイワナパーティーしたいですね。
昭一さん、沼田さん宜しくです。

アイちゃん、早速のUPありがとうございました。
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