複製作業 ( 素晴らしき真空脱泡器 )

昨日の 深夜、車を３０分走らせ真空脱泡器が置いてある工房へ行って来ました。


『 十数年ぶりの大雪 』とテレビで注意を促されておりましたが、時間が迫りつつある中
そんなことは言ってらんねぇ～ぜと深夜にもかかわらず雨と雪の混じる中

　　深夜 ＋ 田舎 ＋ 雨と雪 ＝ 走る車無し 　　　　対向車はおろか、前後走る車も無く…。



無事、工房に到着。
工房には兄が明け方近くまで仕事（ 一刀彫 ）をしているので、１年ぶりに使うので兄の所持品である真空脱泡器の使い方を教えてもらいつつ作業開始です。

そして兄の第一声が
　　　　　『 脱泡器を持ってるのに使わないから、あんなこと（ シリコン気泡まみれ ）になるんだ。お前はもう少し学習しろ！
　　　　　 普通はこんな機械持ってないんやぞ、３０分くらい車走らせろ！ 』


　　　　　 ごもっともでありんす 　　（ 真空脱泡器の 値段を聞いて驚きです。 お高いっす ）



ですが、さすがは機械です。

　　　　　　　　　　　　　 素晴らしい

前回とは大違いです。比較にすらなりませんでした。
あんなに泡だらけの気泡は全く無し。　透明度は抜群で原型が綺麗に透けてる。

お菓子の（ 淡雪 ）から（ 寒天 ）のようになり、とにかく頭が下がるばかりでした。




兄から…　　『 お前、シリコンの壁（ 型枠）が決壊するようなミスはやめろよ（ 笑 ） 』と。

　　　　　 ！！　数年前の悪夢を思い出しました…。


型枠の決壊によりシリコン１ｋｇの流出、あれは忘れたくても忘れられない出来事です。　（ 心と懐のダメージ指数はＭＡＸ ）


これから何が起こるのか不安を残しつつ、まだまだシリコン流しは続きます