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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

●方法俳句342・諧謔1・本土みよ治1・2017-08-03(木)

2017-08-03 04:56:00 | 方法俳句

○方法俳句342・諧謔1・本土みよ治1・2017-08-03(木)
○「当り屋の当りそこねし夏の月」(本土みよ治1)
季語(夏の月) 「あたりやのあたりそこねしなつのつき」【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:「当たり屋」:故意に交通事故を起こし、損害賠償金を取得しようとする者。「諧謔(かいぎゃく)」:面白い気のきいた冗談。しゃれ。ユーモア。ブラックな中に夏の月が浮かんでいます。

 

本土みよ治(ほんどみよじ)(1917~1980)
○好きな一句「伝道師来て蚊柱と入れ替る」2
季語(蚊柱・夏) 「でんどうしきてかばしらといれかはる」

【Profile】:東京本所駒形生まれ。橋場の自宅で死去。→石田波郷の「」同人。


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1 コメント

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Unknown (竹女)
2017-08-03 08:36:20
透次さま
おはようございます。
発想がおもしろいですね。今朝も良い句のご紹介有難うございます。こちらは先ほどより雨が降っています。ご自愛の程を
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