■五感俳句544「ナイターに見る夜の土不思議な土」（『青銅』1967）（山口誓子）

○五感俳句544・感情22不思議1・山口誓子012・2021-08-17（火）
○「ナイターに見る夜の土不思議な土」（『青銅』1967）（1961作）（→山口誓子012）
○季語（ナイター・晩夏）【→五感俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5　→俳人一覧（あ・い・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ～）】

【鑑賞】：プロ野球ナイター記念日。夜でも野球の球を投げたり打ったり捕ったりできるほどの明るさである。あのナイターの照明は。この明るさは太陽光のものでもない。まるで冥府からのあかりのような、どこか不思議な明りなのだ。