○次元俳句500・方向(空間)4・丹間美智子01・2020-10-11(日)
○「林檎剥く己れに刃向けながら」(丹間美智子01)
○季語(林檎・晩秋)(「俳句あるふぁ増刊わたしの一句(2012年1月号)」より引用)【→次元俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:今日は「リンゴの唄」の日。林檎を剥くとき、ナイフの先端はおのれに向いてはいない。しかしナイフの刃は自分に向いていることを発見した句。ナイフと林檎の句に2013/9/18「→わが心のやうな林檎があるナイフのそば」(海藤抱壺)(方法140自由律16)がある。
○丹間美智子(たんまみちこ)
○好きな一句「浴室に電話取次ぐ年の暮」(『鎌倉囃子』1991)02
○季語(年の暮・暮)(「→ふらんす堂」より引用)
【Profile】:1944年神奈川県出身。→加藤楸邨に師事。「寒雷」同人。鎌倉のカレー専門店「キャラウェイ」社長。
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