●特集俳句0287・傘の俳句06・大伴大江丸01・2016-07-15(金)
○「夕立や江戸は傘うりあしだ売り」(『俳懺悔』1790)(大伴大江丸01)
○季語(夕立・夏) 「ゆうだちやえどはかさうりあしだうり」(「角川俳句大歳時記・夏」より引用)【→特集俳句-索引1・索引2 →俳人一覧(あ・い・うえお・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:町並みも紙と木。売っている傘も足駄も紙と木。夕立も染み込むところだらけです。一度は肉眼で見てみたかった風景ですね。今年は梅雨明けが遅れる模様です。
●大伴大江丸(おおともおおえまる)(1722~1805)
○好きな一句「鬼灯に娘三人しづかなり」02
○季語(鬼灯・秋) 「ほおずきにむすめさんにんしづかなり」(「365日で味わう美しい季語の花(金子兜太監修:誠文堂新光社)」より引用)
【Profile】:大坂出身。飛脚問屋を営む。俳諧を初め笠家旧室に学び、のち前田良能に入門。→大島蓼太、→与謝蕪村、→高井几董らと交わり蕉風復興運動の一翼を担った。(→「美術人名辞典」より抜粋引用)
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