●次元俳句374・急ぐ(時間)1・大輪靖宏1・2018-4-8(日)
○「生き急ぐ人々に花散り急ぐ」(大輪靖宏)
○季語(花・晩春)(「俳句201205」より引用)【→次元俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:関東はおおかたの花が散ってしまいました。満開の時はすぐにでも外に飛び出して観ることはなかった花ですが、散ってしまえば寂しい。その繰り返しの晩春でございます。
●大輪靖宏(おおわやすひろ)
○好きな一句「生きるとは朧の中を歩むこと」(『大輪靖宏句集』2011)2
○季語(朧・三春)(→「fuakiの日記」より引用)
【Profile】:1936年東京都出身。上智大学名誉教授。文学博士。日本伝統俳句協会副会長。慶應義塾大学文学部卒、同大学院修了。慶大俳句丘の会会長。1999年、上智句会を組織、代表。2003年、「輪」主宰。
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