ソプラノ和泉聰子の『おんがくのいずみ』~うたの心をあなたに~

ソプラノ歌手・ボイストレーナーの和泉聰子のブログ。HPは http://lulu-hikichan.jimdo.com

日本ドイツリート協会 第26回演奏会

2018-01-14 17:13:05 | 演奏会レビュー
今日は午前中はレッスンをして
午後は日本ドイツリート協会のコンサートへ。


新春にうたう珠玉のドイツリートの世界


という事で、ドイツリートの王道!
シューベルト、シューマン、ブラームスが中心のプログラムでした。

私は昨年のコンサートでお世話になった
小道さんにお誘い頂きましたが、
小道さんはブラームスの『8つのジプシーの歌』より6曲を歌っていらっしゃいました。ソプラノには歌えない、カッコいい曲でした。

他にも日本オペラ協会の舞台で
お世話になった
古澤泉先生や太田祐子さん、
そして伴奏をされていた服部容子さんとも
終演後本当に久しぶりにお話出来ました。

嬉しかった〜〜💕
日生劇場の女狐以来かな〜〜❣️
お茶大の後輩は服部さんのご指導を受けた人もいるんだよね。いいなぁ〜〜。

よく見たら日本ドイツリート協会の事務局は
センターヴレッジにあるのですね。
中村さんもいらしてたようでしたが
夜の稽古、三鷹なので
挨拶できずに出てきました。


皆さん、素晴らしいお勉強をされていらっしゃるのだと思いますが、最後の小玉晃さんは圧巻でした。声量も発音も表現も。



リート、歌曲は一人で全てを表現するから
その人の技量の大きさがでます。
繊細すぎても世界が狭いし
大雑把では良さがでない
そんなものが、まるでオペラを見ているように生き生きと、4曲がそれぞれの場面、そしてそれを統一する小玉さんの歌手としての魅力。もっと聞いてみたいと思いました。


私も日本歌曲では
そんな風に思ってもらえる歌手になりたいです。

では、オペレッタの稽古
頑張ってきます!