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ソプラノ和泉聰子の『おんがくのいずみ』~うたの心をあなたに~

ソプラノ歌手・ボイストレーナーの和泉聰子のブログ。HPは http://lulu-hikichan.jimdo.com

ムジカマニフィカ合同発表演奏会&クラシックサマーチャペルコンサート

2018-08-29 08:59:54 | 演奏会レビュー
昨日はムジカマニフィカ主催

合同発表演奏会



クラシックサマーチャペルコンサート

が吉祥寺第一ホテル6階チャペルにて
開催されました✨


合同発表演奏会は
三人の声楽家からの
講評、アドバイスを付けて
お渡しします。


私も6人程の方の講評を書きましたが
私の担当の方はとても伸びやかに
歌っていました。


でも皆さん、緊張は隠せない。
歌の内容は楽しくても
顔がこわばってしまい、、



今私はこんな気持ちなの!

というものが、
顔の表面の皮膚の緩みとなって
表に出ていれば何を思っても
違和感ないのですが、


こんな気持ち、こんな気持ち、

と内容を考えすぎたり、
単純に舞い上がると
目が固まっていたり。


でも、とりあえず
場数を踏んでいけば
見える景色が変わってくることは
確かです。


また皆さんがこのような機会に恵まれた時は
少しずつ楽しんで歌えるように
大野先生の講評の通り


ここまで練習したから大丈夫‼️


を目指した後で


たのしんで歌えるよう
挑戦して下さい。



私も個人レッスンの生徒さんは少ない上
平日なので参加されたのは二人。


お二人共、レッスンの時より
とても緊張されていましたが
次に向かって自分の課題を見つめる
良いきっかけになった気がします。

そして、皆さんの発表の後は
コンサート!

日本歌曲、イタリア古典歌曲、オペラアリア、と
歌の勉強をなさる皆さんに満遍なくいろんな歌を聴いていただきました。

私が歌ったのは

蕎麦の花
私は心に感じる
わずかな花を

蕎麦の花は、
夏に聴いてもらいたい歌だったので
歌えて良かったです。

素敵な日本歌曲を
知ってほしいから。
みんなに歌ってほしいから。

ダ・カーポアリアである

私は心に感じる

は、ダカーポしたら
装飾をつけて歌いました。
イタリアバロックの様式を
感じて頂けたと思います。


わずかな花を

はマスカーニのオペラ
友人フリッツの中のスーゼルのアリア。
謙虚で愛らしい少女の
まっすぐな敬愛の気持ちが
声になって伝わったらいいなと
表現はもちろん、響きも気をつけて
歌いました。







終演後生徒さんと一緒に😊


こういう会で歌うことは
先生として見られているので
身の引き締まる思いになりました。


皆さんと一緒に
私も成長して行かねば。
いやむしろ、ちゃんとその先を
歩き続けなければ。


未来に向かって新たな決意をする、
清々しい1日となりました。