ゴルフ三昧のシルバーエイジ

歯肉がんと悪性リンパ腫と二つのがんを克服し、現在はゴルフ三昧と旅行、家庭菜園を楽しんでいるシルバーエイジの日記

生検手術

2011年08月10日 13時45分55秒 | 悪性リンパ腫(確定まで)
05.16(月)手術日が決定
・突然、病院から携帯に電話が入った。
呼吸器外科の医師からで、当初予定していた27日ではなく、2日早い25日に手術が確定した旨の連絡だった。
結局、25日の手術の予定だと23日に入院しなければならないので、手術前にできるだけ好きなゴルフをやろうと、23日に友人と兄とでや約していたラウンドをキャンセルしなくてはならなくなった。
・電話が入ったときは、ここで逃したら、次はいつになるか判らないので、即座に「よろしくお願いします。」と返事をしていた。
・口腔外科の医師に泣きついたので、少し考慮してくれたのかな?(いろいろ憶測はあるが、決まればどうでもよい)

05.23(月)入院の日
・手術内容を説明するので、誰か付き添いをと言われて、妻が同行することになった。兄も付き添って話を聞いてくれると言っているし、妻も仕事をしているので、有給休暇がもったいないかなと思ったが、これからこの病気を共に克服してもらうことを考えると、妻は外せない。結局、2名の付き添いで手術内容を説明してもらうこととなった
・内容は、以前説明してもらっていた内容を上回る話は特になかった。
①全身麻酔
②胸の左横から3つの穴を開けて、内視鏡と鉗子を入れて組織を採取する。
③手術内容は、簡単なものでリスクは少ない。(大動脈にくっついている?⇒いない)・・1ヶ月間様子を見たのはなんだった?

05.25(水)手術の日
手術は、私の前に他の診療科で、別の手術があり、それが終わり次第で私の手術ということで、なかなか呼ばれないので、不安ばかりが増してくる。
【手術室へ】 ようやく主治医がきて、ベッドに横たわったままで、手術室へ向かった。天井ばかりの景色で手術室へ運ばれる気分は、とても嫌な気分だった。
【手術】 麻酔の器具を顔にあてて、数を数えたまでの記憶
【手術後】麻酔から覚めると、妻と娘、兄の顔がみえた、痛みは膀胱までの尿導管の痛みと固定が長かったせいなのか首の痛みと、横腹にチューブさ刺さった状態のために、身動きができないのがつらい。

05.29(金)術後の経過良好
・横腹のチューブからは、赤い液体が出ている状態であったが、主治医は「レントゲンの結果も血液検査の結果も良好なので、あっさりチューブを外してしまった。(赤い液体が出ている不安を訴えたが、問題ないの説明で終わり)
・予定通り明日の退院を勧められた。(というより、待っている人のために早く退院してほしいと伝えられたので、本当はこんな状態では退院なんてとんでもない気持であるが、医者に問題ないと言われてしまうと、何も言えない。

05.28(土)無理やり退院
・まだ痛みが辛い状態ではあるが、主治医から再度問題ないことを伝えられたので、退院の運びとなった。
・病院としては、あまり手をかけない患者をいつまでも入院させておくと、ベッドが空かないために手術をしたい人が、私のように待たなければならないことになると説明されたので、「もう少し居させてください」なんて、とんでもない。

06.03(金)術後の胸痛が続き辛い
・手術の後遺症で、左胸から左脇の下へかけての鋭い痛みが続く。
・これは、内視鏡で手術したときに左脇の下に3つの穴を開けて、内視鏡、鉗子を挿入して腫瘍が存在するリンパ節を採取したため、左の肋間神経を傷付けたことによる痛みで、時間が経ては治ってくるのだそうだ。
・昨夜、ベッドでは痛みが気になって・・・というか痛いので眠れなかった。
・昼間でも横になると痛みが多く、テレビを見るにしても、正座をしたり、胡坐をかいたりで、楽な体制はなかなか見つからない。

生検手術がきまるまで

2011年08月10日 13時42分07秒 | 悪性リンパ腫(確定まで)
04.28(木)呼吸器外科の診察日
・医師は若い人だった。特別に手術する標的の内容を説明するわけではないので、余り聞くことは無く、手術方法について、次のような説明があった。「どこかに小さい穴を開けて、内視鏡を使って組織を採取する」と説明は簡単に終わり。

・通常、手術の予定がいっぱいで1ヶ月半は待たないといけないそうだが、組織を採るだけの簡易な手術なので割り込み易いから5月20日(金)にエントリーして、決定通知は5月11日(水)に電話連絡してもらえることになった。
(内心「そんなに後になるんだ~」と落胆していた。

・PETで撮影された日から2カ月半にようやく組織検査にまわされるということは、採取後10日ぐらいかかるので、治療は3か月以上先になってしまうことに対しては、ものすごく苛立ちをを覚えたが、言っても始まらないのでそのまま帰宅。

05.11(水)手術の確定連絡が入る予定がこない
・ほとんど1時間おきに時計を見て、携帯電話を確認していたが、いつまで経っても連絡の電話は来ない。

・診察中に呼び出しても迷惑になるかも知れないので、ひたすら待ち続けたが、とうとう17時に近くになり、我慢できず電話を入れてみた。

・案の定、代表の番号へかけても、なかなか応答しない、電話予約の番号へかけても、「本日の予約受付はは終わりました」の機械メッセージのみなので、代表番号をしつこく呼び続けた。

・相当長く呼び続けたことで、ようやく応答したが、「本日は受付が終了しているので、緊急以外は明日にしてください。」と外来へは取り次いでもらえないので、電話連絡があるはずのものが、いくら待っても来ないことを伝えると、呼吸器外科の外来へ電話をまわしてくれた。
呼吸器外科の受付が応答し、要件を伝えると「しばらくお待ちください。」と相当待たされた後に、ようやく医師が出て「今電話をしようと思っていたところです。」・・・・「蕎麦屋の出前じゃないんだけど!」と心で叫んでいた。
「20日はダメでしたので、別の日をエントリーしますが何時がいいでしょう?」「早い方がいいですよね~」 早い方がいいに決まっているのに・・、やっぱり忘れていたんで、取り繕っているように思えた。
結局次の週の27日(金)にエントリーして、18日に確定連絡をすることになった。


05.12(木)不安がつのる毎日
・自分がどうなっているんだろうと、不安の毎日で、昨日(18日)にようやく前に進めると期待していたのが、また決まらない状態と戻ってしまって、不安がまた増してきてしまった。

・手術の緊急度が低いと判断されているのだろうが、自分としては、せっかく早く発見できたのに、みすみす進行待っている状態が続くというのはとても耐えられない気分だ。

・口腔外科の主治医に電話した。(手術日が決まらないので、不安であることと、せっかく早く発見できたのにどんどん遅れてしまうといった意味の話をしたと思う。)


新たな癌が見つかった

2011年08月10日 12時57分45秒 | 悪性リンパ腫(発見)
<<新たな「がん」が発見される>>
【2011年4月】
04.01(金)歯肉がんの経過観察の検診日
・3月1日にPETの撮影を行った結果を聞くことと、口腔と首周りの診察が本日の検診メニューである。
・今日は、長男の就職先への初出勤で、私も仕事の内容が変わり、第二の人生が始まる記念すべき日になるはずだった。
・そんな楽しみにしていた大切な日が、PETの結果によって、最悪の日になってしまったのである。
【内容】
・検診は、いつも口の中を診て首周りの触診をして終わりなのだが、今日は主治医がPCに向かったままで、次回予約日の話をしない。 
 少しして、「ちょっとこちらに来てください。」と声をかけられたので、診察台からおりて主治医の方へ近づくと、「PETの結果がですね~、胸に何かが写っていて、少し問題がありそうです。」PCに向かったまま、私にそう説明してくれた。
「・・・・・」
・去年と今年の映像を画面の左右に並べて、見せてくれたが何か違いがあることは判ったが、何処にどんなものかあるのかは、良く判らなかった。
・説明によると胸と言っても、肺の腫瘍ではなく胸腺腫と言うことだったが、私には初めて聞く言葉(臓器?)なので「肺がんではないんだ」とほんの少し気持ちのゆるみがあったと思う。
・PETの報告結果によると「胸腺腫」が疑われ、1年間で成長していることから悪性(胸腺がん)の可能性があるとのことだった。

【呼吸器内科】
・胸と言うことで、呼吸器内科を紹介されて、内科の受付へ行って、口腔外科でもらった用紙を渡すと、しばらくして「13:20に予約を取りました」とのこと、現在11時少し前なので、2時間以上の待ち合わせとなる。

・30分ぐらいだろうか、気持ちのやり場に戸惑いながら、内科の待合で呆然としていた。 待つしかないので、とりあえず食事をして、コーヒーでも飲んで、落ち着こうと、自分に言い聞かせ、院内のレストランへ向かった。ショックのせいで、殆ど食欲はなかったので、ラーメンにした。大好きなラーメンなのに、「口に入れ、飲み込んだ」の表現が合っている状態だったと思う。

・予定より、15分前に診察室へ呼ばれた。 若い先生だった。(少しだけ心配・・ )

・PETの映像を見ながら、説明をしてくれたが、大動脈にくっついていることから、組織検査するための針がさせないので、開胸手術で組織を採取するということだそうで、手術のためにCTをとることになった。

結局、その日は造影剤を点滴し、CTを撮っただけなので、不安だけがくすぶりつづけて、帰宅することになった。


04.06(水)CTの結果を元に診察日
・胸腺腫のキーワードでネット検索、胸腺腫の説明だけで、少し落ち着き、胸腺がんの記事で落ち込んでの日々が過ぎ、診察日を迎えた。
・診察日は、私と同様に心配で一杯の妻も会社を早退して私と同行することになった。
・診察は若い先生が、CTの結果報告をもとに、胸腺腫ではなく、胸のリンパ節が腫れている状態と診断しているとのこと、呼吸器内科の先生は肺がんが専門らしい。PETの結果とCTの結果では肺に怪しいものはない。しかしリンパ節の腫れ、そしてPETの結果をもとに悪性腫瘍の可能性が極めて高いとの診断結果である。
・リンパ節にがん細胞となると、転移したもの、転移といえば6年前の歯肉がんが原因?
・6年も前のがんが転移ということになるのだが、6年も前のがんが転移して、今頃成長することは、可能性は低いが無くはないらしい。
・5年以上経てば、完治したと言うのは、転移があまりないから、そう言われていることで、絶対的な根拠ではないと言われ、覚悟をしなければならないのかと言う気持ちになった。
・リンパ節転移となれば、全身への転移と考えるのか? 先生には怖くて聞けなかった。
・腫れているリンパ節を切り取れば、治るのでは?の質問 ・・・医師の答えは、抗がん剤しか治療法がないと、きっぱり否定。

・呼吸器外科の指示で、最後にもう一度CTを撮ることになったが、理由として、手術はリスクが高く、もし少し経って、腫れが小さくなっていれば、手術を見合わせて経過観察すると言った、慎重を期するためらしい。(私としては、何かの間違いである可能性もと期待をしてしまう。)
⇒のちに、これが治療を遅らせる要因になったことは否めない。さらに数日して、報道があり、生検手術で大動脈を傷付け、出血多量で死亡した医療事故が、この大学病院で発生していたことを知った。 (・・本当にこの病院で大丈夫か? と真剣に悩んだ。)

04.25(月)再度CT撮影
・手術を判断するための念のため小さくなっていないかを確認する)CTを撮影した。
・今回のCTは造影剤を入れることなく、簡単に終わったので、少し心配になって確認をしたが、「今回は造影剤はなしです。」の返事だった。(「依頼内容にはないので、理由は私にはわかりません。」と言いたそうな顔をしていた。)

04.27(水)呼吸器内科での診察
・再度のCT結果を元に、ようやく最終診断と言うことで、ようやく今後のスケジュール判るのかと、妻も同行することになった。
・呼吸器内科での診察では、結局、大きさは変化がなく、組織検査のために手術をして組織検査を行うことで決定となった。 そこで、呼吸器外科の受付へ回された。(大きな病院はそれぞれの科で受付をしなければならないのが、時間がかかってしまうことの一つの要因となっている。

・呼吸器外科の受付へ行くと、受付の女性が「来週以降で何処が都合よいですか?」と言ったので、希望する手術の日を申告するんだと思ってしまったので、つい「手術の日付ですか?」と尋ねると、「いえいえ外科の先生の診察日の予約ですよ。」ということで、一番早い翌日の28日を予約した。