日々徒然です

カフェにようこそ!

打ち消されていく思い

2014-07-19 03:26:22 | 小説
僕のクラスは展示で、前準備が忙しかったから当日は暇だった
前日ぐらいまでには終わっていた
でも、アイツは当日が喫茶店だから準備準備の毎日だった

やっと一緒に帰れる日があって何日ぶりかの体温を感じる事が出来た
僕の事を一番理解してくれていて、思い、求めている所、感じる所を
あれから何日が経つだろう?
お互いに忙しいから一緒に帰れていない。自分の隣が妙に寂しい

なんとなくすれ違っていたが、ラインだけは交わしていた親近感はあっても
何だか違う・・・

当日は実行委員で忙しかったが休憩で時間が出来た
早速、アイツの所へ行く!

執事喫茶だからかもだけど凄く人気があって並んで入店した
アイツは一番人気だった
僕を見つけてくれて直ぐ接客してくれたけど
何だかイライラしてきた
女子の見る目が違っていたし人気があるから休憩も余り無いようだし
メニューを取っている姿は様になっていて受け答えだって・・・

教室から出ようとした時、呼び止められて後30分したら休憩らしく
待ち合わせをしようと言ってきた
もちろん嬉しかった!

30分後待ち合わせ場所に向かった

もちろんアイツは執事の格好だった
そんな事は嬉しさの一つだけど逢えた事に嬉しくて
使っていない教室があったから、そこに2人で入って直ぐ唇が重なり合う
角度を変えて寄り深く・・・
不安な気持ちは交したキスで打ち消されていく
でも、しゃくだから意地悪したくなって
抵抗してみる!
アイツはそんな僕の気持ちを察してなのか甘い言葉を投げかけてくれる
今までのイライラは嘘のように消されてワイシャツのボタンが外れていく