日々徒然です

カフェにようこそ!

愛をわかち合うまで

2015-09-02 22:06:44 | 小説
仕事一筋の俺、でも最近は違う
今日、部長に呼ばれた
近々プロジェクトを立ち上げるそうで課長として迎えられるそうだ
今持っている仕事は公認に任せてプロジェクト準備に入る

今は2159年、同性同士でもタイミングが合えば妊娠する時代になった

俺の恋人、蒔人は大学の助教授で
近々論文等でアメリカに出張するそうで大忙しだ

出張する前に子作りに勤しもうと中出し真っ最中だが
プロジェクトを立ち上げるとなると、中出し禁止を話さないといけない
「蒔人は悲しむかな」そんな思いを胸に抱く

蒔人の出会いは、俺の仕事の資料を求めて訪問した大学で担当だったのが蒔人だった
何かにつけて世話をやいてくれ、話しをするうちに惹かれ逢うようになった
今は一緒に住み生活を共にしている
生活を共にすることにより、色んな蒔人が見れて嬉しい
蒔人の悲しい顔を見るのは嫌だな
そんな思いを胸に帰宅する

「お帰り、直樹さん」
「あぁただいま」
「今日は直樹さんの好きなシチューだよ。僕の出張の日取りが決まったんだ」

嬉しそうに話してくsる蒔人に告げるのは酷だなと、思う俺だった

「あのな蒔人、子作りの件だが先伸ばしできないか」

ビックリしている蒔人・・・あぁ