日々徒然です

カフェにようこそ!

候補生

2014-08-17 04:58:00 | 小説
寒いけど毎夜駅近くで路上ライブ(弾き語りだけどカッコイイ呼び名で)をしていた
そんな僕にアイドルの候補生として声をかけられた
アイドルなんてと思っていたけど違うジャンルも興味があったし
学校帰りにレッスンして帰る毎日をしている
もちろんレッスンは休みだってあるから休みの日は路上ライブをしている

レッスンは辛い時、楽しい時と毎日が楽しかった
発声練習なんてした事無かったから

そんなある日、アイツと一緒に帰っていたがアイツの家で
アイドル全集なるDVDを見る事になって

アイツの部屋はモノトーンで統一されいてTV前に座る

DVDを見ていたらなんだか妙な気持ちになって
隣がアイツって事も気になるけど手を伸ばせば直ぐ隣も気になって
アイツも気になっているのか視線が合う
徐々に近づき唇が重ね合う
一瞬、躊躇したけど重ね合う唇は角度を変え深くなる
お互いの気持ちが高ぶり、角度を変えた唇
離れると銀の糸が出来ていた、誰の唾液ともつかない

DVDそっちのけで重ね合う唇
お互いの上半身の服を脱ぎ合い体温を確認する

「おい!俺が下だろ」
「俺だろう?どう見ても俺の方がデカいし」
「いやいや、デカさの問題じゃないだろ」
そんなやりとりが続き
今日は俺がして、明日はアイツがする事になり
良かったほうが下と上とになる事になった

よし!トロトロにさせて俺が突っ込むほうになって
アイツの全てを感じさせてやる。俺はあらゆる事を実行させた


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