日々徒然です

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これって運命ってやつ?!

2017-06-03 16:07:54 | 小説
「真希迎えに来たぞ」
「うん」
保健室をノックされ真也の所へ行く
先生からも「気をつけて。またね!」と話された
毎月の事とは解っているが、結構キツいものがある・・・
最近は特にだ

「真也帰ろう!」
あぁ・・・なんなんだ。このキツい匂いは噎せ返る様だ
もしかして?いや違う違いたい
最近じゃ、真也が「運命の番」と思ってしまう
そんな俺は可笑しいのだろうか

今日は真也の家で勉強会だ、昨日は授業休んじゃったし

なんだろう体が熱い、頭がフワフワする
なんだろう字が上手く書けない、考えが浮かばない
なんだろう・・・

「真希、好きだ!番になろう!俺は一生お前を幸せにする」
俺の番は真也だったのかな?
もしかしたら違う人かとも思っていたが
どのαとも違う匂い、頭の奥で、心の奥で「運命の番」と叫んでいる
俺も真也だったらと思っていたから嬉しい!!

今日は真也の両親が泊まりで旅行だし、もともと泊まるつもりで遊びに来てた
真也は料理全般が出来ないから、うちの親が泊まるならと食材を用意してくれて持参した
夕食を食べ、お互いに風呂に入りリビングでまったりしている
テレビの話をしたり、最近の話をしたりとたわいのない話をしていると
やはり、頭の奥で、心の奥で、体が熱く、頭がフワフワとしてきた
お互いがなんとなく見つめ合う
触れるだけのキスから絡み合い、より深いものへと変わっていく
ゆっくりと肌がさらけ出され、真也の手が俺の体を廻っていく
確かめるように開かれて、少しずつ真也に惹かれていく
このまま真也の物になっていく
あぁこれが幸せなのかな、真也の子供が欲しくなっていく


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