以前はWindows10にOrthanc+PostgreSQLを構築していましたが、Windows11Proにバージョンアップするにあたり、PCを更新してOrthanc+PostgreSQLもバージョンアップすることにしました。
Orthancは優秀なDICOMサーバーです。PostgreSQLはデータベース管理ソフトでどちらも無料です。今まで、当院で5年ほど使用していますが、とても安定していて、更新もアクティブにされています。ただし、OrthancとPostgreSQLのバージョンには相性があるようです。バージョンアップの際は元に戻せるようにバックアップを取ってから、行う必要があります。
今回は新しいPCに最新のOrthanc+PostgreSQLを構築してから、既存のWindows10+Orthanc+PostgreSQLからデータを移行します。
まず、PCですが、ドスパラで買いました。Slim Magnate IM 通販限定モデル。OS : Windows 11 Pro, CPU : インテル Core i5-14400, グラフィックス : インテル UHD730, メモリ : 16GBメモリ DDR5, ストレージ : 500GB Gen4 SSDで税込み93,280円。驚きの安さ。
データはラトックシステム USB3.1/Gen.2 RAIDケース (HDD2台用・10Gbps対応) RS-EC32-U31Rと6TB WD Red NAS用 WD60EFRX 5400rpmをそのまま使用します。
こちらに関しては院内LANを10GbEに更新予定なのですが、その際にSynologyのNASとPCに10GbEのボードをつけて、iSCSIで運用しようと計画中です。