変形性膝関節症は膝の軟骨がすりきれてきて、膝の関節が変形を起こし、痛みを出す病気です。膝に水がたまったりもします。
日本人のほとんどは膝の内側がすり切れてくるために、O脚になってきます。そうなると重心が更に膝の内側にかかりやすくなるために、膝の痛みが増します。
症状は歩き出しが痛むというところから始まります。
多くの方は保存療法で、改善しますが、関節の変形が激しかったり、痛みが激しい方は、手術療法を行います。
手術は人工関節を膝の中に入れます。
術後は杖も使わず歩いて退院できるほどに改善します。
手術の欠点といえば、術後の強い痛みと腫脹でした。
2018年12月から、わきだ整形外科ではカクテル注射という新しい技術を導入しました。
以前から、術後にPCAポンプを使用して、痛みの緩和に努めていましたが、それでも手術当日はかなり痛みがありました。
ところが、カクテル注射を導入したところ、術後の痛みがほどんど出なくなりました。さらに、術後の腫脹も出なくなりました。
劇的な効果によって、リハビリが早く進むようにもなりました。
鹿児島では初の導入です。
膝の痛みで人工膝関節置換術を考えられている方は、わきだ整形外科にご相談ください。