「藁の家」

「藁」による新たな建築の可能性や発展を通じて日本の住環境に対する意識を高めていきます!

子どもの頃の記憶

2005年02月17日 02時39分40秒 | ユニセフパークプロジェクト
小学生の頃、「秘密基地作り」をして遊んでいた時がある。それぞれが好きな材料を使って自分の基地を作るのだ。今でもそういった遊びは有るのかな?僕は何処からか忘れたが、いらなくなった畳を大量に集めて家を作った。他の友達は竹やぶに段ボールで基地を作っていた。また別の友達は裏庭の雑木林をそのまま「基地」にしていた。大人にはなかなか見つからない場所を探して学校が終わってすぐに基地制作。遅くまで遊んで帰りが遅くなるよく母親に怒られていた。時間を忘れるくらい夢中になったものだ。あれほどわくわくする遊びは珍しいと思う。なんであんな遊びが流行ったのか全く分からないけれど、話を聞くと結構メジャーな遊びのようだ。どの基地にも共通点があった。ゴミで出来ていた事。狭い事。一人で作る事。穴、壁、斜面、森、竹林、池など現況をいかしたロケーションであること。子どもの思考回路は全く不思議である。自由である。ひょっとしたら僕は今、あの頃の記憶が消えないままでいるのだろう。「藁の家」も「秘密基地」と似たようなワクワク感がある。「住まいを作る」というのは本能的な発想なのかもしれない。

3月25日~26日、神戸にてユニセフパークプロジェクトが行われる。これは5年前から動いているプロジェクトで、今後何年も続いてゆくプロジェクトである。
「子どもによる、子どものための公園作り」当日は子どもの自由な発想を期待して、準備も必要最低限で進める予定。大切なのは大人が口を出さない事・・・
スローライフ・スロービジネス・スローデザイン・スローフード・ストローベイルハウス・藁の家
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする