「藁の家」

「藁」による新たな建築の可能性や発展を通じて日本の住環境に対する意識を高めていきます!

大工さんとの話・・・

2006年04月11日 23時49分11秒 | 「藁文の家」建設プロジェクト
4月11日。天気:大雨。
目が覚めるなり大雨。今週はずっと天気が悪いようだ。
いよいよ行われる今週末のワークショップ当日の天気も危うい!
本当に気候がおかしくなっている。
現場はワークショップに向けての準備が進められている。
麻の断熱材11ロールが届いた。神戸から藁縄9巻が届いた。竹串用の竹はまだ買っていないので、今日か明日には買いに行こうと思っている。
柿渋の塗装は一段落ついた。

午後、大工の長尾さんの大きな車で丸竹を探しに行った。結局、現場の近くに竹材店があることが判明!明日、その店で竹を買う事にした。

大雨の中、竹屋探しを終えて現場に戻る途中に長尾さんと色々話をした。

高度な技術を必要としない家作りが主流になり、大工の腕が悪くなっている・・・。
住み手の顔が見えない家作りというものは仕事には気合が入らない。

こういった話を大工さんからちゃんと聞いたのは実は初めて。
そもそも、大工さんの車に乗ったのも初めて。
なかなかゆっくり話をする機会が無いのだ。
つまり、今日はラッキー!

ものつくりをする人間にとって何よりもうれしいのは使う人の喜ぶ顔を見るとき。
「ありがとう」
この一言を聞きたいために苦労を買ってでもする種類の人間。
とにかく喜ぶ顔が見たいのだ。
喜んでもらうために出来る限りの事はしたい。
そのために技術にも知識にも磨きをかける努力をする。
そのために生きている!

喜ぶ顔が見えない=悲しむ顔も見えない。
技術を磨く必要も無くなり、悪い方向へ落ちて行くのかなぁー。

ものつくり屋の皆さん!(農家さん、職人さんなどなど)良い社会に変えましょう!








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コメント (2)
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