「藁の家」

「藁」による新たな建築の可能性や発展を通じて日本の住環境に対する意識を高めていきます!

再利用材のチェック

2012年06月09日 02時55分40秒 | 「日当の家」プロジェクト
平成23年1月
長尾棟梁と共に使えそうな構造材があるか屋根裏へ潜入。虫食いや腐れの確認は出来なかったけれど、とりあえず使う方向で。その他に再利用する材は欅の鴨居、欅の床板、欅の床框、1寸厚の栃板、栃の鴨居、松の野地板、桜の框、桜の敷居、建具など。そしてこの日、屋根裏を見て改めて感じた事・・・それは昔の人は知恵を絞って、何とか使えそうな物は頑張って再利用していたことがわかった。今みたいにモノで溢れていなかったからだろう。でも、それはすごく当たり前で大切な事なんだよね。モノ作りに携わる人間として見失っちゃいけない事。

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