「藁の家」

「藁」による新たな建築の可能性や発展を通じて日本の住環境に対する意識を高めていきます!

「藁の家」現場報告18

2005年01月11日 17時01分03秒 | 京都・美山町「藁の家」
新年の挨拶をして、早速ギャラリーに入ってみると・・・。暖かいでも、ただ「暖かい」ではない。何とも言えない暖かさ。包み込まれるような様な暖かさ。今までに感じた事の無い感覚である。専門的に表現すると上下温度差(注)が少ない快適性!(注:断熱性の指標。足のくるぶしの部分の温度と、頭の部分の温度差の事。温度差が3度を超えると不快に感じると言われている)そう・・・ムラなく暖かいのです。
この家は天井が高くて間仕切りが少ない開放的な計画となっている。ただ、一般的にそういった計画は「寒い」とか「エアコンの効きが悪くなる」というイメージであり、実際も冬は寒い場合が多いし夏はエアコンの効きが悪い。しかしストローベイルによる高い断熱性が建物内の間仕切りも減らす事が出来るのです。そして、今までには無い開放的で大胆な空間構成が可能になります。
しかも、この家にはエアコンは有りません。薪ストーブの中で炎が優しく揺れています・・・。
青山さんに実際に生活をしてみてどんなものか話を聞いてみました。・・・次回へ

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「藁の家」現場報告17 | トップ | 「藁の家」現場報告19 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ごくろうさまでした (青山)
2005-01-12 23:10:06
雪の中たいへんでしたね。

でも80センチも積もってませんよ。

あれは除雪車が雪をかいたのがたまったんです。

でも、別世界だったでしょう。

毎日、あんな感じです。
返信する
ありがとうございました! (おおしまひでと)
2005-01-13 14:06:17
お世話になりました!

こんなに沢山の雪を見るのも久しぶりで少々興奮しました。帰り際に雪かきをしていた青山さんの姿が印象的でした・・・

またお邪魔します!
返信する

コメントを投稿

京都・美山町「藁の家」」カテゴリの最新記事