「藁の家」

「藁」による新たな建築の可能性や発展を通じて日本の住環境に対する意識を高めていきます!

寒かった・・・

2004年11月18日 09時57分04秒 | ひとりごと
先日、ストローベイルプロジェクト@名古屋の現場が2日間休憩になったので、藁を乾燥させる為に農作業をしてきました。今年は台風が多く、なかなか藁を拾うタイミングが無く、同時にプロジェクトと時期が重なり、こちらの作業が出来ないままでした。米の次は麦を、麦の次は大豆を、そのまた次は米を・・・休みの無い田畑たち。ご苦労様です。そんな訳で、早々に田んぼから藁を出さなければなりません。しかし、これを一人で行うのは孤独であり過酷である。作業も進まない。前回も一人で行ってきましたが、本当に捗らないのです。乾燥には最適な風が吹くので、早く藁を立てたいです。天気とスケジュールを見ながら時間を見つけては田んぼへ。と言う訳で行ていました!!
今回の作業で3分の2の藁を立てる事が出来ました。この日は農家のお母ちゃんが手伝ってくれましたが、申し訳ないなと思いながら頼ってしまったー。
2人で作業すると本当に早い!おそらく5人で行えば随分と楽しく早く終わる作業なんだろーなと思うと辛くなるので、なるべくそんな事は考えず、黙々と目の前にある藁をズリズリ引きずりながら運んでは立て、運んでは立て・・・と6時間。
一日中動いてるので食事がおいしい!ビールもおいしい!しかも汗を流して、体脂肪も燃焼!
健康的である事は間違いない。

今回のノルマを達成し、お母ちゃんとまたまた農業の話をしていました。
するとなんと!このお母ちゃんはただ者ではない事が判明!!
毎年米米フォーラムという大会が行われ、その時のミャンマー大使のホストファミリーを勤め、しかも田植えフェスティバルグランプリを受賞した方だったのです。世界一早く、世界一上手に、世界一きれいに田植えをする方だったのです!こんな方の藁で家が出来るなんてすごい!
こうして苦労して乾燥させた藁は誰が使うのかな~と想像しながら作業していました。
まだ藁立て作業が少し残っています。お母ちゃんとの素敵なひとときを一緒に過ごしませんか!?
是非参加出来る方がいらっしゃったら一緒にしましょう!

お・ね・が・い。
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