パソコン美人におんぶにだっこ

パソコン相撲 入門

二つは、一つ (自作詩)

2020-09-01 11:37:22 | パソコン相撲
音は光
表と影
風と木の葉
リズムと陰影

光は音
眩さと暗部
黒と白
きのうと 今

音の誘い
光の戸惑い
ルフラン・・・・

光の希望
音の躊躇
ルフラン・・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

テトの物語 (自作詩)

2020-09-01 11:25:29 | パソコン相撲
私はテトの名を呼んだ
テトは気付かない
痩せた背は小さくなってゆく
・・・・テト

テトの生涯を
見守ってきたような気がする
テトは自嘲した
それだけは真実だった

テトのことを
表に出すのはよそう
もう語るまい

テトは
ずっとテトだった
影だった
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桜は雪に (自作詩)

2020-09-01 11:14:50 | パソコン相撲

桜は散る
雪のように儚く舞う
思い出はめくられる
昔の日の情景

こんなこともあった
夕陽は綺麗だった
風はどこまでも吹いてた
花びらは乱舞した

私は見ていた
ずっと見ていた
あきるを知らなかった

ひらひらと ひらひら
またも ひらひら ひらひら
いちめん雪世界

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

理恵子は何を (自作詩)

2020-09-01 11:03:20 | パソコン相撲

理恵子は何を思っているのだろう
心の中を旅したい
もしかしたら、こんなことを
私は小躍りする

理恵子には幸せを
溢れんばかりの幸せをあげたい
笑ってる顔を見ていたい
見ていたい

私は音になってもいい
まわりを包んでいたい
為の旋律

そうだ 絵にもなろう
私も見つめる
彼女も見つめる

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

彼と私 (自作詩)

2020-09-01 10:53:13 | パソコン相撲

夢のなかで彼と出会った
彼もこっちを見ていた
何かを表そうとして、手が動いた
よせ、と言っているみたいだった

時間は二人を縮めた
共に向かって歩いた
すれ違う刹那だった
言葉を聞いた

それから先は知らない
初めからなかったのかもしれない
・・・・でも

酔うしかなかった人
さみしい名を私は呼ぶ
ヴァレリーヌ・・・・

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

彼女は光に (自作詩)

2020-09-01 10:38:59 | パソコン相撲


乙女は死のうとして、死ねないでいる
死は緩やかに近づく
諦め顔をしながら


音は母のように包み込む
夢見るは許された
まぶたを閉じようと


吹かれて進む御魂
浄福


彼女は光
光に

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

回想 (自作詩)

2020-09-01 10:27:40 | パソコン相撲

夜想曲の流れるなかを
一人、回想への旅に出る
いろんな寸劇が現れる
観客のいないというに

夢幻への道なき道
対立を失った対蹠物
疲れたという表象
本当の世界

ああ、その時知る
そうなるのは、わかっていたと
永遠の反復

光を知らない世界から
誰かが、こつこつと歩いて来る
もう一人の自分が

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コヒマへの道 (自作詩)

2020-09-01 10:16:30 | パソコン相撲

どこまで続くやの、コヒマへの道
知る人は知る、亡霊達の道
暗闇には点々と物光る
鬼火がそこかしこと、人照らす

多くの人が辿った道
夢を見ようとした人、風に追われた人
みんな運命ゆえ、流された
語られざる言葉のみ増えた

見ゆるような気がする
心を郷里に置いてきた、いくさびと
もぬけを引きずって

呆けた風は、慰めとなる
忘却が救いになる
あとは、何もない

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

予言の鳥 (自作詩)

2020-09-01 10:02:34 | パソコン相撲

予言の鳥は、何を言わんとするのだろう
飛翔しやまない心を持って
私と私をつなぐもの
見えない何かに、語りかけるもの

そう、ア・プリオリの世界から来て
それを知らせるかのように羽ばたく
追う先には空漠
だけど、続けと言っている

さあ、時が来た
ためらう事はない
その為の一歩は、用意していた

宙を横切る線
天空の守護
火の鳥になる

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おとぎの国 (自作詩)

2020-09-01 09:51:50 | パソコン相撲

私のなかの旅人はゆく
リーベからオーデンセへとゆく
ようこそ この国へ
花売り娘は言う

誘われるままに ここまで来て
小さな門と向こう側
いつか見た光景
幼い頃に帰る

大地いっぱいの野花
みじかい夏
命はこの時に

優しい光
小鳥のさえずり
人魚もねむる

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ビバルディ (自作詩)

2020-09-01 09:42:34 | パソコン相撲
ビバルディは運ぶ
南の空気を
風は波
待ち望んでいた音を

そして始まった
開かれた扉
祈りの鐘
悦びのための悦び

律動は伝わる
仲間を呼ぶ
鳥は求愛する

はてまで響け
どこまでも響け
どこまでも
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

妖女 マリアンナ・コワルスキー (自作詩)

2020-09-01 09:13:27 | パソコン相撲

・・・・そう 綺麗になるの
    もっともっと綺麗になるの
    若い血がいるの
    赤い赤い血が欲しいの

・・・・彼は私を裏切った
    すべての近付く女を裏切った
    ほっとけばいいの
    悪魔の餌食になるまでは

・・・・風は運ぶのよ
    私にみやげを持って来るの
    よごれない笑顔が待っているの

・・・・私は幸せ
    だって歳を取らないもの
    時間の方が逃げてくの

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

少年モーツァルト  (自作詩)

2020-09-01 09:02:22 | パソコン相撲

少年モーツァルトは見ていた
目の前の光
まばゆいばかりの乙女
そう、マリーアントワネットを

彼は彼女に恋をした
よせる想いの純真さ
ともに笑った
彼女もうなずいた

何かを語りあったのだろう
二人しか知らない
二人の秘密

あるいは、こんなことを
・・・・僕のお嫁さんにするよ
頬は染まった

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ともに旅を (自作詩)

2020-09-01 08:48:37 | パソコン相撲

音が私を誘う
歩いて来いよと言っている
私は上を向く
かすかな希望を胸にする

ヴァイオリンから、音は生まれる
五線を飛びはねて踊る
自由の素晴らしさ
それらは天使だった

こぼれるばかりの笑顔
すべては、ここにある
人に慰めと勇気を

彼方から彼方へ
続く、果てなき彼方へと
ともに旅を

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

理恵子はきえる (自作詩)

2020-09-01 08:34:48 | パソコン相撲

私は思っていた
理恵子は永遠だと思っていた
だけど、そうではなかった
あまりにも辛い

夢を見ていた
幻をさ迷っていた
理恵子だけが真実に思えた
心はそうだった

声のしない理恵子に
振り向かない理恵子に
ありがとうとしか、言えないのか

私の中の理恵子は
もう、笑わなくなった
とうとう、きえた

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする