パソコン美人におんぶにだっこ

パソコン相撲 入門

ハンガリー・ラプソディー (自作詩)

2020-09-01 08:23:16 | パソコン相撲
ラプソディーは永遠に流れる
音は眠るを知らない
闇は追い払われた
光を呼ぶ旋律、それら

忘れていたものが、今
ようやくわかり出す
明日を信じること
若い音に知らされる

この大地、ハンガリアに
木魂は繰り返しやまない
郷愁の風

音は旅をする
居着く所のない流離い人
どこへ、ゆくのか
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忘れていい事が (自作詩)

2020-09-01 08:11:14 | パソコン相撲

忘れていい事が 多すぎる
今まで何をして来たのだ
こんな歩き方しか出来なくて
迷惑ばかりかけている

思えば 遠い日からそうだった
初めに知ったのは淋しさで
夕日の中で ただ一人
夢ばかり見ていた

いつしかこんな所にいて
なぜだかも わからない
風に運ばれて

わかるとは どういうこと
笑いはどこかに消えた
思い出そうとしても いいえしか

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象徴の森 (自作詩)

2020-09-01 07:58:13 | パソコン相撲

遠く遠く 続く森
あるようなないような 空間ばかり
木々の笑いと涙
明滅する何か

広がる曖昧のなか
住み家のない旅人はゆく
不安ゆえに概念を
形容は果実となる

見ようとすれば 見える
花は妖艶に誘う
言葉を孕ませようと

そして気付く
森に出口はない
点しかないと

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妖精 プルートォ (自作詩)

2020-09-01 07:46:44 | パソコン相撲

あれは プルートォではなかったのか
暗闇の中での爛々たる炎
私を見詰めて離さない眼
消えるを知らない実在として

目の前には幻想の世界
二つのそれは、やがて分離する
時間をも手玉にしだした
明日に一つ 一つは昨日に

プルートォは肥大する
破裂との接点を彷徨う
大気は逃げ出す

プルートォは呼びかけるのか
夜のしじま
呼びかけるのか 何を

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