明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

ゴルフは飛ばし(2)ようやくシャンクから抜け出す!

2021-11-18 15:57:05 | スポーツ・ゴルフ

最初は相変わらず2、3球に一回くらいシャンクが出ていたが、2カゴ打ち終わったあたりから、何となく「狙ったところ」にヘッドが落ちるようになってきた(おおっ!)。何か胸につかえていた重しが取れたような感じで、心のモヤモヤが晴れたのである。これはとうとう「シャンクにオサラバする」時が来たのじゃないか?。その後も10球連続で「まともな当たり」が打てていた。ああ、やっと来たか、それにしても長かったなぁ・・・、ってな「感慨に耽っている」場合ではない!。気を引き締めてもう一カゴ打ち、ここでスイングを固めておくことにする。

◯ とにかく何が良かったのかをメモしておくことは、今後またスイングに悩んだ時の為にも大事である。

1、インサイドインで振る
スイングの軌道が「外側にブレる」ことが、シャンクの原因であるのは既に分かっている。さらに言えば、外側に膨らむ理由はアドレスでハンドダウンに構えているのに、実際に振る時には遠心力で「腕が高い位置を通る」ので球の外側を打ってしまうのだ、と考えた。本来はアドレス時よりハンドファーストでインパクトするため、腕の位置は左に移動するが、腕の高さは変わらない筈なのだが、私はそれが上手く出来てないのである。その証拠に下半身が回らずに、腕が先行してインパクトした時には必ずと言っていいくらいにシャンクになっていた。大事なことは下半身が回って右側でインパクトすることである。そうすれば手元も浮かず、クラブヘッドもボールの位置に返ってくるし、打ち出す方向も目標に向かって正しく飛んで行くと思う。
実際には
① ダウンスイングでは「右後方」から遅れてヘッドを出す意識で振ると、結果的にインサイドからクラブが下りてくる
② インパクトで「右脇腹をしっかり縮める」ことで、クラブが外側に膨らむのを防ぎ、なおかつ狙ったところにヘッドが落ちる
③ フォローでも前傾をキープしたまま、軸回転を意識して右肩を回して振り抜く
大体こんなところである。とにかくクラブ軌道を「インサイド・イン」にすれば、自ずとシャンクは解消できる「筈」だ。それを信じて練習するしか無い。

2、右肘を引き付ける
スイング軌道が固まってくると、ようやくインパクトが気になってくる。私は「ちゃごるTV」を真似しすぎたためにシャンク地獄に落ちたわけだが、ちゃごるTV自体を捨てた訳ではない。右手を左手より下で振る、というのは間違いではないと思っている。ただ私はハンドファーストを「勘違い」していたようなのだ(確かめた訳ではない)。基本は左手のグリップを外に出し、右手を下側にくぐらせれば正しいスイングが出来上がる。それと下半身を回して右膝を送り、それから右手を押し付けてインパクトすれば、ほぼほぼ「ハンドファースト」になる筈だ。右膝、グリップ、それにクラブフェース、全部を正しい位置で振ることが必要である。そのうちでも何か一箇所挙げるとすれば、「右肘の引き付け」だと思う。右45度で右肘が脇腹についていれば、その後の軌道は「ほぼほぼ正しい軌道」を通ると思って間違いないだろうと考えている。インパクトすなわちフェースを返すタイミングは、私はグリップの位置で調整することにした。その時にクラブヘッドを地面に押し付けられるかどうかで、飛距離が出るか出ないかが決まると思っている。

3、ゆっくり大きく振る
スイングの順番を確認しながら、腰の回転・右膝の送りとダウンスイングの開始・右腰を入れてグリップを前に出し・左脚一本で立ちインパクト・クラブを押し込んでフォロー、の順に力を入れる。大事なのは「腰を入れてから振る」という順番を守って、ゆっくり振ることである。これを間違えると、手よりヘッドが前に出てシャンクする。慣れないうちは飛距離を考えず、ゆっくりゆっくり順番を守ってスイングすること。ショートアイアンでこのスイングが固まってくれば、徐々に長いものも練習していく。ちなみに私の次のラウンドは来年の5月だから、まだまだ十分に時間はありそうだ。

そう言えばこないだ暇に飽かせて考えたのだが、取手桜ヶ丘のアウトの8番パー5に「川越えの名物ホール」がある。そこでドライバーを220ヤード飛ばしたとすると、残り300ヤードを「スプーン」でクリーンショットすれば、残りは100から120のサードショットが残る。これを9番アイアンでベタピンに寄せれば、「あわよくばバーディ」、わるくてもパーが取れる計算だ(こういうのを、狸の身の程知らずと言う)。だが、普段使い慣れないスプーンで、しかも川越えというプレッシャーが掛かるシチュエーションで初めて使えば、ミスショットの出ないほうが不思議というものである。大抵はチョロしてドボン、というのが「落ち」だ。そこで怖がって6番アイアンなどで安全に行こうとすれば、次のショットでグリーンを狙う事は出来そうにない。パーを取ろうとするなら絶対スプーンは外せないのだ。やっぱり練習場でしっかり打ち込んでおかなければ、本番でナイスショットは出来ない理屈である。だから私は練習の時、必ず最低でも30球は「スプーン」を打つことにしている。これ、すべては取手桜ヶ丘の8番の為なのだ。もし奇跡的にパーが取れたら、友人達に自慢タラタラ出来るのに・・・。

以上。何とか今日練習して「明日への希望」が持てたように思う。久し振りに気分良くマミーマートに寄り、黄桜酒造の純米「呑」を買って、ルンルンで家に帰った次第。

今夜は少し気が早いけど、日本酒で「シャンクにさようなら」をしようと思う。ちょっと夢を見るのが早過ぎるかな?。何はともあれ、希望は老人の良き友である。


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