昨日、久しぶりに便通がなかった。此の所は毎日午前中に便通があったのに、昨日は一日最後まで出なかったのである。一昨日朝トイレに行ってからいつも通りも気分よくゴルフパートナーに行き、2時間ほど打ち込んで結構身体をいじめたて来た。予定通りである。そして、それまで体重が増え続けていて73kgの大台に乗ってしまったのを減量しようして、その日の夕食を抜いたのが悪かったのか、翌日は一日中まったく便意を感じずに「やきもき」してたがとうとう出ず仕舞い。全然出る気がしないのである(すわ、老人性便秘か?と心配になった)。老人性便秘とは腸の蠕動の力が弱くなって、中々食物の老廃物が大腸に行かない状態を言う(私の勝手な考えです)。
もともと私は便秘とは無縁の人生を送っていて、60年間ずっと何時でもスルリと出る「快便人間」だった。まあ、快便の要因として「高血圧」というのもあったかも知れない。人間、何かが良ければ「その分、何かが悪い」ということか。自然は公平なのだ(何だよ~)。ところが脳梗塞で入院して食生活ががらりと変わり、麻痺による運動不足もあって最近は「便通には気を遣う」ようになっていたのである。
私の場合、便秘は大体の原因が便の先端が固くなって出口で詰まってしまう「詰まり便秘」である。最初は食事内容とか水分不足で固くなるのかと思ったのだが、どうも最近思ったことは、自分では便意があるのに出さないまま時間が経ってしまい、その結果「便が大腸の中に長時間留まる事でだんだん先が固くなって」行き、出口で詰まってしまうのだと考えたのである。要するにタイミングを逸して一度出し渋ると今度は中々出なくなって、そのうち先端が固くなって今度は「詰まる」というメカニズムである。
これが分かってからは、便意が来たら少し時間がかかっても必ず出すようにして、一応今の所は上手く行っている。勿論、水分はこまめに取って、「水分不足でカチカチ」になるのを防ぐのは当然である。ところで一度固くなった便は今度は出すのが超大変で、文字通り「脂汗を流し」ウンウン頑張って「脳溢血のリスク」に怯えながらようやく出すことになるのだ(ああ、シンドっ・・・)。
その時はもう「二度と便秘にはなるまいぞ!」と決意するのだが、しばらく経つとまた便秘気味になり「結局は固くなって」またあの苦しみを味わうことになる。ホント、人生で便秘ぐらい「怖いことは無い!」って感じである。私は今ではとにかく便通を済ますまでは、一日中「何事も考えられない」ような身体になってしまったのだ。これって「便秘恐怖症」なのか?
原因はシンプルに「運動不足」だ。これしか無い。
朝少しでも便意があったら、とにかく出るまで便器に座って「ひたすら待つ」のである。身体に何も問題がなければ時間が経てば放っていても便は出る。今の所、何とか午前中に済まられている(この調子!)。ところが今回は「便意が全然なかった」のである。多分、夕食を抜いたせいだろうとは思ったが、実際出るまでは心配で心配で・・・。結局今朝、待ちに待った便通があり、今は晴して食事を減らすと、その結果「便の量」が減って便秘になる。この負の連鎖を断ち切るには「ひたすら外出」するのが良いようだ。とにかく、座ったきりでテレビを見るだけの生活が「諸悪の根源」だと思う。これを治さねば便秘の恐怖からは逃れられないのだ!
さあ老人よ、「書物を持って」外にでよう!
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