ゴルフ練習日誌＝２０２３/９/１８（２６）今までのスイングは間違っていた！

つい先日、だいぶ私のスイングも固まってきたな・・・とゴルフパートナーで自分のビデオを見てムフムフしながら帰って来た。それでいい気になって、その日の夜、テレビで女子ゴルフの録画を見ていたら「インパクトの間違い」に気付かされて愕然としたという話。「あれ？、もしかして俺、違ってたの？」って感じである。それはしばらく悩んでいた「左へのスエー」を解決するヒントでもあった。

私の課題は「腰を回す」ことで、一生懸命回そうと頑張るんだったが「どうしても回らない」のである。腰を９０度近く回せば「簡単にハンドファースト」にはなるのだが、そうすると上体は「のけぞる」形になって「どうにも収まりが悪い」のだ。一応は形だけインパクトを作れば回らないことも無いのだが、実際にそれでインパクトすると「やっぱり全然回らない！」のである。練習はいつも「ダメだった・・・」で終わっていた。最近はハンドファーストに打とうというのは「ある程度の所」でやめて、ちょいハンドファースト気味くらいでお茶を濁そうか、と思い始めていた所である。形は理想とまでは行かないが、十分通用する・・・と安易に考えていたのだ（甘い！）。

ところが画面でみる女子プロの飛ばし屋たちのスイングを見ると、彼女等は一様に「左脚と頭がナナメ一直線」に踏ん張って、後ろに下がっているじゃああーりませんか！。これは私の考える「ホームランのポーズ」そのものである。そしてインパクト後は必ず「頭が低いまま旋回」して、右腕の方が高く上がってフォローを出している。このスイングはどうやったら出来るんだろう？

必死で考えたら突然閃いた。腰は回すんじゃなく「折る」んだ！・・・である。

・・・・・・・・・・

考え方としては
１、バックスイングは右股関節に体重を乗せて、頭は始動時に右に寄せる
２、そのままの位置で固定してバックスイングし
３、トップから切り返しで下半身を正面に戻したら
４、上体を「腰から右に折って」頭を右足の爪先めがけてググっと下げる
５、そのまま上体を旋回させてインパクトし
６、インパクト後は頭の位置を低く下げたままで、上体の前傾を保ったまま前方に旋回してフィニッシュ
以上である。

これを実践すると「左脚が伸びて頭と一直線になった」ハンドファーストインパクトが完成する（筈だ）。以前は腰を回そう回そうとして結果回らなくて中途半端なハンドファーストで苦しんでいた。腰を折っていなかったので「腰が伸びて」のけぞる形になっていたのである。では、このアイディアを思いつく前はどう考えていたのかと言うと、下に「発表しようと思って書いていた下書き」を載せたので比べて見て欲しい。

・・・・・・・・・・

１、軸
やはり私はバックスイングで右にスエーしていた。左肩を「顎の下に持ってくる」のがスエーの原因である。頭が右に回転し、顎がバックスイングで「右に流れる」ので、そこに左肩を持っていくのでスエーしてしまうのだ。じゃあどうすればいいかというと、顔を真下に向けたまま動かさず、そこに左肩を持っていくのである（つまり頭は動かさない）。身体は同じ場所で止まっていて、肩（胸）だけ回転する感じである。左肩ではなく「右肩を引く」でも良い。どちらにしても「顎を固定する」ことで、軸も保たれると思う。

２、力を出す方向
軸を保つ方法は分かったとして、じゃあバックスイングの時の下半身はどのように動かせば良いのか。私は今までは野球のピッチャーのように、目標方向へ体重を移動して力を出していた。だから腰のスエーが治らなかったのだと思う。今回はクラブを振り出す方向を地面に向かうようにし、左への体重移動は無くして顔の真正面で「クラブを下に振る」ようにした。お尻を引く方向も真後ろにして、力を「前後に使う」感じである。軸を固定してその場で回るというのは、体重移動のパワーを「縦もしくは上下」に使うことだと思う。そうすると左腰も流れずに真後ろに引けるし、左広背筋が伸びて「パワーがロス無く」ボールに伝わる気がする。これはやって見る価値がありそうだ。

３、クラブは後ろ
切り返しの時に下半身を後ろに引いて、上半身で「お辞儀」をするように頭を下げるのだが、この時クラブを背中側に引いてダウンスイングを遅らせるのである。つまり上下の捻転差を大きくして、結果的にインパクトポジションを「身体の右側」に持ってくる訳だ。これでハンドファーストが完成する。

・・・・・・・・・・・・

以上、今読み返してみても「半分は当たりだが、半分はハズレ」である。頭はインパクトに向かって「左に動く」から駄目なんであって、逆に「右に動く」分にはＯＫなのだ。それに、力を出す方向は「前ではなくて右下」である。そしてクラブを振ってインパクトする時は「頭は後ろに残って」手が前に出たハンドファーストになるのが正しい、と言う訳だ。腰は回っている感覚は無くて「折れている」意識で右肩を下げ、頭もグッと低くする・・・である。

と言うわけで、今度休み明けの火曜日にゴルフパートナーを予約したのでそこで、先生からＯＫが出るかどうか、である。回転じゃなく「折る」という新しい考えがどこまで通用するか、結果は当ブログで披露する。