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リハビリ専門職が3つある分かりづらさ

2020-01-20 08:49:36 | 看護・OT/PT関係
おはようございます。株式会社わざケア代表取締役 訪問看護ステーションわざケア作業療法士の渡部達也です。

土日はセンター試験。受験生の皆様お疲れさまでした。
まだ試験がある学生さんたちは本番に向かって頑張ってください。

さて、リハビリテーション専門職と言われる理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)。
私はOTなのですが、「作業療法士って何?理学療法士と何が違うの?」とまだ聞かれます。
求めている答えに応じて答えを変えていますが、訪問・地域で働いていればPTでもOTでも目的・目標へのたどり着き方に多少の違いがあるかもしれませんが、どっちでも同じだと思っています。

OTに関してですが、PTとの差別化をどうやっていくかとのことだとは思いますが、「OTって何?」のようなテーマの学会が以前ありました。自分自身をどう定義するかの職能団体なんて他にないと思います。

リハビリの単位にしても、病院では多くて9単位(3時間)できるのですが、PT2時間ST1時間とか、OT2時間PT1時間とかその限られた単位数の中で割り振りますが、その単位(時間)の割り振りの根拠はどこにあるのでしょうか。

昔から3職種が別々にあることが不思議に思っていまして、1つにまとめられないのかな。と思っています。

例えばリハビリテーション士とかに3職種を統合し、教育課程は6年間。ただ、分野が広いので、脳卒中専門療法士、運動器専門療法士、訪問リハビリ専門療法士など、リハビリテーション士をとってから、専門療法士になるために単位を取得していくというのはどうでしょう?
医師と同じイメージですね。
そうしたら、例えば脳卒中後のリハビリでPTは歩行、OTはADL練習、STは言語・嚥下で分けることなく、担当の1人~2人の脳卒中専門療法士がすべて任せられればもう少し効率的にリハビリが進むのではないのかなと思っています。

リハビリ専門職の資質の低下が著しいですから、リハビリの資格についても抜本的な改革をしてみても良いのではないでしょうか?

ありがとうございました。
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