アキシル 運営ブログ

訪問看護事業からDX化
空き情報検索サイト「アキシル」を公開し
訪問看護運営とITベンチャーとして発信していきます。

経営者は職員の高い責任感に甘えていないか。

2019-11-28 08:00:00 | 事業所運営
おはようございます。株式会社わざケア代表取締役 訪問看護ステーションわざケア作業療法士の渡部達也です。

アメリカでは職業モラルを含め能力と給与の相関関係が強いそうです。

給与の高い職種の人間は責任感も強く、
給与の低い職員の能力は低く、責任感も薄い傾向があるそうです。

日本は職業モラルの高い労働者が豊富で、給与との相関関係は薄いようです。


介護・医療業界、特に介護業界の平均賃金は低いわけですが、
賃金以外の理由で離職が多い原因に
経営側が職員の高い責任感に甘えて、給与に見合わない仕事量を与えているのではないかと考えています。
また、顧客満足度を高めるために少なからず職員に感情労働を強いている現実も無視できません。

利用者の利益は職員の笑顔があってこそだと思っています。
顧客満足度より従業員満足度を重視しないと。

介護経営側が最初に取り組むべきことは生産性の向上ではありません。
法令遵守していないところがあれば直ちに直していくことです。

長く勤められる会社というのは、規模の大小ではなく、法令遵守をしっかりしているかがポイントと考えています。

そのうえで、職員の高い職業モラルに甘えることなく、業務改善をしていくことが介護・医療業界で勝ち残るために重要だと考えています。




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 介護ロボットの未来 | トップ | 選ばれる事業所を目指して ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

事業所運営」カテゴリの最新記事