おはようございます。株式会社わざケア代表取締役 訪問看護ステーションわざケア作業療法士の渡部達也です。
介護保険事業の新規開業手伝います!のような広告を良く見かけます。
昔は儲かります!のような言葉が結構入っていましたが、最近では以前に比べ経営環境が厳しくなっている。といったこともちゃんと書いてあることが増えてきました。
ただ、実際の感覚として厳しいどころではないというのが本音です。
立ち上げたは良いが5人以下の訪問看護ステーションの運営では、利用者の新規終了が多くて不安定、忙しい時の対応が難しい、離職率が高い、人件費が高い、利益率が低い、などなど課題が山積で、軌道に乗るまで大変です。
国は大規模化を進めて欲しいと思っているようですが、一気に看護師を増やしても利用者さんはもちろん一気に増えませんので、収支は赤字となりやすく経営難に陥る危険があります。
そこで経営を安定化させるためにはリハ職の採用がほぼ必須です。
リハ職を安定的に確保しておくと、看護の不安定な収益を安定化させてくれますから、大規模化に向かうためにもリハ職採用は重要な戦略になってきます。
しかし国は訪問看護からのリハに厳しい目を向けています。確かに職員割合の8割がリハ職ではやりすぎですが、なぜリハ職を採用しなければならないのか、建て前だけの話ではなくその背景までしっかり知っていただきたいものです。
わざケアではリハ職の安定雇用を通じて、看護師の徐々に増やしていく方針で行っています。
リハ職は現在10名(1人非常勤)の中で、今年の4月からようやく看護師常勤7名体制にしていくことができそうです。
あと3年後に看護師10名が目標ですが、やはりリハ職が絶対必要と思っています。
リハ職の儲けすぎをきにするのであれば、医療保険では週に2回までとか、介護保険で要介護2以下では月に13単位までとか、回数に制限をかければいいのではと思いますが、どう思われますか>
ありがとうございました。
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