アキシル 運営ブログ

訪問看護事業からDX化
空き情報検索サイト「アキシル」を公開し
訪問看護運営とITベンチャーとして発信していきます。

訪問看護の大変さ3

2021-02-10 08:16:44 | 日記
おはようございます。株式会社わざケア代表取締役 訪問看護ステーションわざケア作業療法士の渡部達也です。

1)関連制度
 在宅での大変さというか、関連制度が多くて混乱しやすいですね。
 まず、訪問看護は医療保険か介護保険の制度を使って訪問することとなります。
 これは事業者や利用者が選べるものではないのですが、例えば医療保険の場合、基本週3回までしか訪問できません。介護保険ではケアマネさんのプランに位置づけられていれば毎日の訪問も可能だったりします。
 どちらの制度で訪問するのかで算定できる内容が少し変わってきますので、医療保険ではいるのか介護保険で入るのか、を知っておかないと利用者さんに適切な助言ができない可能性があります。

 他、難病法など公費の制度、医療費助成の制度、障害者支援関連の制度などなどたくさんあります・・・。
 すべてを詳しく知る必要はないのですが、頭の片隅にそれらの入れておくと利用者さんの医療費負担を減らしてあげられたりとか、必要なサービスにつなげられることがありますので、訪問していく中で大切な知識なのかなと思っています。
 
 介護保険で担当のケアマネさんがいる場合、必要なサービスに繋げてもらえているかと思いますが、担当のケアマネさんや相談員さんがいないと、日本は申請主義ですから、申請しないで必要なサービスを受けていない方もいるかと思います。
 私たちでも迷う関連制度なので、もう少し制度を簡単にして必要な支援に繋げやすくした方が良いと思いますね。
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訪問看護の大変さ2

2021-02-05 08:18:12 | 日記
おはようございます。株式会社わざケア代表取締役 訪問看護ステーションわざケア作業療法士の渡部達也です。

①迷惑をかけちゃいけない・・・という想い1
 病棟では例えば針が刺せなかったりしても同僚にヘルプしてすぐに対応がしてもらえますが、訪問だと誰かに足を運んでもらわないといけないわけで、うまくいかなかったときの「申し訳なさ」を強く感じやすいようです。
 
 高齢で脱水などでなかなか針刺しが難しくても静注指定の場合があったりすると結構大変です。
 先生が「皮下でも可」と指示して頂いて助かることもしばしばです。

 ここは他のスタッフも経験しますのでお互い様のことなんですが、「訪問」「チームで動く」業務形態だからこそのストレスなんだと思います。

②迷惑をかけちゃいけない・・・という想い2
 例えば熱発。「これは様子見で」と「これは緊急」は比較的判断つきやすいかと思いますが、その間の「すぐに受診させた方が良い」「明日受診させた方が良い」などの判断には正直迷うかと思います。

 迷ったら「すぐ受診を促す」で基本良いと思っていますが、一人で行けない場合は介護タクシーなどの手配をケアマネさんに頼むことになるので意外と調整が大変だったりします。

 訪問看護師としてはリスク回避で受診行動を促したいんですが、病院側から「なんで受診させたの?」感を感じることがあり、看護師に不要不急の受診のフィルターをかけて欲しいような印象を受けることがあります。

 自分の判断で人に動いてもらうってことは結構ストレスの1つだったりしますね。
 
 
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訪問看護の大変さ

2021-02-04 08:26:09 | 日記
株式会社わざケア代表取締役 訪問看護ステーションわざケア作業療法士の渡部達也です。

 先日Facebookにも書いたんですが、看護師さんの中には訪問看護に興味はあるけれど、「大変そう・・・」と、なかなか一歩が踏み出せない方が多くいるような気がします。

 そんな方にぜひ一歩踏み出してもらうために、楽しいところをお伝えしようかと思ったのですが、実際本当に大変なので、どれだけ大変なのか書いていこうかと思います。

①地理と運転
 今は1人1台iPhoneを渡してますのでGoogleマップを使って検索していけるんですが、やはりそれでも自分の運転で利用者さんちに行くので慣れるまで大変です。
 初級 事務所⇒利用者Aさん 事務所⇒利用者Bさん 事務所起点で行ける
 中級 利用者Aさん⇒利用者Bさん の最短ルートで行ける
    そこだけの特殊交通ルールを覚える(狭い道の交互通行のルール等)
 上級 時間帯渋滞を予測し最短時間で行ける
訪問上級になると結構スイスイ行けます。

②人
 ご家族、キーパーソン、ケアマネ、主治医、他事業所などなど関わる人が多すぎて名前と人が覚えられない。
 覚えた後は、それぞれの個性に合わせた対応が必要だったりします。

③空気を読みつつ、意見を通す
 ②の続きですが、人とのお付き合いの中でのお仕事ですから空気を読まないといけないことが多々あります。
 担当者会議等ではその場の空気を大切にしつつ、伝えるべきことを伝える技術が結構大変です。
 ②の各個性を踏まえつつ、空気を読みつつ、意見を通す。ここが難しい・・・。
 ただ、会議は大体管理者等が出ますのであまり経験しないかもしれません。

④イニシアチブ
 ケアマネさんが会議では司会進行し全体的にマネジメントしてくれるんですが、時々主導権をポンって看護師に丸投げされることがあります。
 また、ちょっと発言したら主導権を渡されてしまうこともあります。
 看護師さんはなんでも知っている。のイメージなのかもしれませんね。


 事業所の規模や方針によって大変さの理由が変わってきます。
長くなったので、また明日続きを書きます。

 
 

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オリンピック開催には世論が問題!?

2021-02-03 07:55:01 | 日記
株式会社わざケア代表取締役 訪問看護ステーションわざケア作業療法士の渡部達也です。

 昨日、森会長が
 「現在はコロナの収束を併用しながら方策を進めている」と、あらゆる対策を講じているとし、
 「我々は必ずやる。やるかやらないかではなく、どうやってやるのか、新しい五輪を考えよう」と呼びかけ、オリンピックの準備を続けているとのことです。

 また、最近の世論調査では大会の中止・再延期を求める声が約8割を占める中「一番大きな問題は世論がどういうふうに五輪を考えているか」と述べたそうです。

 コロナで景気が一気に悪くなってしまったので、景気浮揚にはオリンピックという一大イベントは願ってもないチャンスなんだろうなと思っています。
 しかし、1月に緊急事態宣言が出され、多くの人たちの協力のもと感染者数が少なくなってきたのに、オリンピックでまた大きな波がくるのではないかと思うと、それは中止・延期が8割になりますよね。

 「世論が大切」と言っていて、「どうやってやるか考えている」のであれば、その開催方法をみんなに知ってもらう必要がありますよね。
 そのどうやってやるか、新しいオリンピックの開催方法次第で世論は変わるかもしれませんし。
 ただ、今現在コロナの有効な感染対策は人との接触を減らすしかないわけですから、日本に外国人を呼ぶ開催方法は受け入れられないような気がします。

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10年目。

2021-02-01 13:30:06 | 日記
株式会社わざケア代表取締役 訪問看護ステーションわざケア作業療法士の渡部達也です。

 1年目。
 資本金は500万。450万公庫から借り入れして950万円でスタートしました。
 医療介護の保険分の入金は入金は最長3か月待ち。
 創業計画を立てるときははっきり言ってそこは考えておらず(無知は怖いですね・・・)、結果どんどんお金だけ先に出ていき、7月時点で9月くらいに資金ショートするのでは・・・という状況に。

 8月9月の新規利用者さんの伸びと、ファクタリングの導入で事なきを得ましたが、今だったら900万くらい借入をして資金的に余裕のある中で運営すればよかったかなって思っています。

 1年目の結果は3万円くらいの純利益でしたが、1年目の記憶は働いていた記憶しかない・・・。

 そんなこんなであっという間に9年が経ちました。
 コロナの閉塞感はありますが、10年目、明るく楽しく続けていければと思っています。 
 
 
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