モノを捨てるには、覚悟とエネルギーがいる。
捨てたくない、取っておきたい…と思うのは、人間の本能に近いかもしれない。
備えあれば、憂いなし…というやつだ。
だが、備えすぎるから、憂うことってないだろうか。
備えれば備えるほど、これで十分だろうか…と不安になって、もっともっとため込みたくなる。
必要なモノは与えられる、必要な時に手に入れればよい…と思っていれば、わざわざ狭い家にどっさり買い置きしておく必要はない。
モノの要不要を判断するのは、気持ち的にもとっても疲れる作業だ。
だから、とりあえず置いておく方が、断然ラクチンなのだ。
それで断捨離初心者は、ともすれば判断することすら諦めてしまいがち。
でも大丈夫。段階を踏んで取捨選択していけばいいのだから。
まず最初の基準は、使えるか、使えないか。
これは簡単だ。
壊れたモノ、破れたモノ、腐ったモノ、賞味期限が切れたモノ、部品が足りないモノ、変質したモノ。
次の基準は、自分が使うか、使わないか。
まだ十分使用には耐えるが、自分や家族が使わないモノは、家の中に置いておいてはいけない。
3番目の基準は、本当に必要なモノか、なくても困らないモノか。
お助けグッズや便利グッズの類は、意外となくてもOKな場合が多い。
何か他の道具で代用できたり、1年に数回しか使わないモノは、スペース対効果を考えると、いらないかな。
そして最後が、お気に入りか、そうでないか。
例えばマグカップは使えるモノだし、毎朝使うし、ないと困る。
でも3番目までの基準をクリアしたカップが、ポイントを貯めてもらった、全国チェーン店のロゴ入りノベルティじゃ、味気ない。
使うことで自分が嬉しくなるようなお気に入りを残して、あとは手放しても大丈夫。
こういう風に4つのステップを経て、必要最低量にまでモノを絞れば、すっきり空間を手に入れることができる。
自分に不要なモノを、すなわちゴミと呼ぶ。
ゴミを置いておく場所はゴミ置き場、自分の住まいをゴミ置き場にしてはダメ。
あなたはゴミ置き場に住むのに相応しい人ですか?…と問われて、YESと答える人はいないだろう。
自分をゴミ置き場の住人にしてはいけない。
…ということで始まった、私の断捨離。
スイッチが入って、いきなりやる気度120%、一度にゴミ袋20袋出すツワモノもいるそうだが、私はそこまでガッツリできないので、ゆるゆるのんびり進めることにした。
やましたひでこ先生の助言に従って、あきらかなゴミから間引いていく方法で着手した。
それからの1ヶ月、普通ゴミの日は、通常ゴミ+45㍑ゴミ袋1~2袋、燃やさないゴミの日は通常の2~3倍出しているので、確実にモノは減っているはずだが、まだ日が浅いからか、目に見える劇的変化はない。
これまでに断捨離したモノたち。
*子供たちが保育園時代に使っていたお昼寝布団。
なんでこんな物を取っておいたんだろう…と思い返してみたら、なんとワンコが老犬になった時の介護用だった。
愛犬は7歳なので、介護はまだまだ先の話。
黄ばんだ布団は即ダンシャリ。
*OL時代に来ていたスーツ数着。
高かったし、とてもいい生地を使っているし、仕立て直したらまた着られるかも…と思ってずっと取ってあったシロモノ。
ワンレン・ボディコンが大流行していた頃の遺物。
20年前のいかつい肩パッド入りで、まるでアメフトの選手みたい。
いくらリメークしたところで、古臭さは抜けないし、現在はスーツを着る機会もほとんどないので、ダンシャリ。
*乙女チックなジュニア小説
娘が小5~6の頃、夢中になって読んでいた、「若女将は小学生シリーズ」「パスワード探偵シリーズ」「黒魔女さんシリーズ」その他諸々100冊ほど。(小学生が若女将って、どんな旅館なんだ!)
小1時間で読める軽い小説で、1~2回しか読んでいない、ほとんど新品。
子供たちの母校に全部寄付。
以前、この小学校で図書ボランティアをしていたので、スムーズに話がついた。
きれいにラミネートして学級文庫に配置されるらしい。
本を捨てるのは忍びないので、再利用されて嬉しい。
*ガーデンパラソル
でかいパラソルで、わざわざアメリカから持ち帰った品。
今は庭に増築したので、パラソルを立てるスペースはない。
昔、バーベキューをよくした頃は役に立ったが、今は使わない。
*息子の中学の教科書(予定)
うちの子供たちは、なぜかよく教科書を紛失する
…で、妹が教科書を失くした時のために、兄の教科書がとってあるが、なんせ2学年分なので嵩張る。
娘には教科書を大切にするよう言い渡して、兄の教科書は処分しよう。
*赤ちゃん用の食器
キティ柄のプラスチックのお椀。
孫ができた時、「あなたのママもこのお椀で食べてたのよ」…とでも言うつもりだったのか。
ヤンママになるとしても、まだ先の話だし、買っても500円の食器だ。
感傷に浸るのはやめて、ダンシャリした。
その他諸々、衣類、家財、食器、おもちゃ、本…、あらゆる分野のモノを細々とダンシャリしている。
それにしても、モノの多さに驚かされる。
全てのモノは、私か家族の誰かが家に持ち込んできたもの。
長い年月をかけて、これほど大量のモノが蓄積されていたとは…。
そしておそらく、その半分以上が断捨離しても困らない、今の私たちにとっては不要なモノたちだ。
頑張ろうっと
住まいをゴミ置き場から解放して、すっきり空間でのびのび暮すんだ!(…いつの日か)
捨てたくない、取っておきたい…と思うのは、人間の本能に近いかもしれない。
備えあれば、憂いなし…というやつだ。
だが、備えすぎるから、憂うことってないだろうか。
備えれば備えるほど、これで十分だろうか…と不安になって、もっともっとため込みたくなる。
必要なモノは与えられる、必要な時に手に入れればよい…と思っていれば、わざわざ狭い家にどっさり買い置きしておく必要はない。
モノの要不要を判断するのは、気持ち的にもとっても疲れる作業だ。
だから、とりあえず置いておく方が、断然ラクチンなのだ。
それで断捨離初心者は、ともすれば判断することすら諦めてしまいがち。
でも大丈夫。段階を踏んで取捨選択していけばいいのだから。
まず最初の基準は、使えるか、使えないか。
これは簡単だ。
壊れたモノ、破れたモノ、腐ったモノ、賞味期限が切れたモノ、部品が足りないモノ、変質したモノ。
次の基準は、自分が使うか、使わないか。
まだ十分使用には耐えるが、自分や家族が使わないモノは、家の中に置いておいてはいけない。
3番目の基準は、本当に必要なモノか、なくても困らないモノか。
お助けグッズや便利グッズの類は、意外となくてもOKな場合が多い。
何か他の道具で代用できたり、1年に数回しか使わないモノは、スペース対効果を考えると、いらないかな。
そして最後が、お気に入りか、そうでないか。
例えばマグカップは使えるモノだし、毎朝使うし、ないと困る。
でも3番目までの基準をクリアしたカップが、ポイントを貯めてもらった、全国チェーン店のロゴ入りノベルティじゃ、味気ない。
使うことで自分が嬉しくなるようなお気に入りを残して、あとは手放しても大丈夫。
こういう風に4つのステップを経て、必要最低量にまでモノを絞れば、すっきり空間を手に入れることができる。
自分に不要なモノを、すなわちゴミと呼ぶ。
ゴミを置いておく場所はゴミ置き場、自分の住まいをゴミ置き場にしてはダメ。
あなたはゴミ置き場に住むのに相応しい人ですか?…と問われて、YESと答える人はいないだろう。
自分をゴミ置き場の住人にしてはいけない。
…ということで始まった、私の断捨離。
スイッチが入って、いきなりやる気度120%、一度にゴミ袋20袋出すツワモノもいるそうだが、私はそこまでガッツリできないので、ゆるゆるのんびり進めることにした。
やましたひでこ先生の助言に従って、あきらかなゴミから間引いていく方法で着手した。
それからの1ヶ月、普通ゴミの日は、通常ゴミ+45㍑ゴミ袋1~2袋、燃やさないゴミの日は通常の2~3倍出しているので、確実にモノは減っているはずだが、まだ日が浅いからか、目に見える劇的変化はない。
これまでに断捨離したモノたち。
*子供たちが保育園時代に使っていたお昼寝布団。
なんでこんな物を取っておいたんだろう…と思い返してみたら、なんとワンコが老犬になった時の介護用だった。
愛犬は7歳なので、介護はまだまだ先の話。
黄ばんだ布団は即ダンシャリ。
*OL時代に来ていたスーツ数着。
高かったし、とてもいい生地を使っているし、仕立て直したらまた着られるかも…と思ってずっと取ってあったシロモノ。
ワンレン・ボディコンが大流行していた頃の遺物。
20年前のいかつい肩パッド入りで、まるでアメフトの選手みたい。
いくらリメークしたところで、古臭さは抜けないし、現在はスーツを着る機会もほとんどないので、ダンシャリ。
*乙女チックなジュニア小説
娘が小5~6の頃、夢中になって読んでいた、「若女将は小学生シリーズ」「パスワード探偵シリーズ」「黒魔女さんシリーズ」その他諸々100冊ほど。(小学生が若女将って、どんな旅館なんだ!)
小1時間で読める軽い小説で、1~2回しか読んでいない、ほとんど新品。
子供たちの母校に全部寄付。
以前、この小学校で図書ボランティアをしていたので、スムーズに話がついた。
きれいにラミネートして学級文庫に配置されるらしい。
本を捨てるのは忍びないので、再利用されて嬉しい。
*ガーデンパラソル
でかいパラソルで、わざわざアメリカから持ち帰った品。
今は庭に増築したので、パラソルを立てるスペースはない。
昔、バーベキューをよくした頃は役に立ったが、今は使わない。
*息子の中学の教科書(予定)
うちの子供たちは、なぜかよく教科書を紛失する
…で、妹が教科書を失くした時のために、兄の教科書がとってあるが、なんせ2学年分なので嵩張る。
娘には教科書を大切にするよう言い渡して、兄の教科書は処分しよう。
*赤ちゃん用の食器
キティ柄のプラスチックのお椀。
孫ができた時、「あなたのママもこのお椀で食べてたのよ」…とでも言うつもりだったのか。
ヤンママになるとしても、まだ先の話だし、買っても500円の食器だ。
感傷に浸るのはやめて、ダンシャリした。
その他諸々、衣類、家財、食器、おもちゃ、本…、あらゆる分野のモノを細々とダンシャリしている。
それにしても、モノの多さに驚かされる。
全てのモノは、私か家族の誰かが家に持ち込んできたもの。
長い年月をかけて、これほど大量のモノが蓄積されていたとは…。
そしておそらく、その半分以上が断捨離しても困らない、今の私たちにとっては不要なモノたちだ。
頑張ろうっと

住まいをゴミ置き場から解放して、すっきり空間でのびのび暮すんだ!(…いつの日か)