今・ここ・自分~断捨離日記

断捨離とは不要・不適・不快を、要・適・快に入れ替えるプロセス
正規トレーナーのmomoが、断捨離でごきげんを実現します

大切な場所だから

2012-02-09 11:40:39 | 日記

雪の金沢を発ち、雨の金沢に戻る。

3泊4日の東京行。

息子は試験、
私はブログで知り合った方にお目にかかったり、
姪っ子のベイビーに会いに行ったり、
アパートの下見をしたり、渋谷をうろついたり。

以前、暮らしたことはあるけれど、
大都会の人波や喧騒には今でも圧倒される。

慣れない都会で、慣れない電車を乗り継いで、
緊張の中、連日、試験を受けた息子もさぞ疲れたことだろう。

会場へ向かう人波に、
息子の傘が見え隠れし、やがて見えなくなった時、
こうやって行ってしまうんだなぁ・・・と感じた。

間もなく巣立ちの時がくる。

18年間、私の手元にいた息子は、これから、
どんな人に会い、
どんなことに興味を持ち、
どんなことを学び、
どんな経験を重ね、
どんな生き方を選び、
どんな幸せをつかんでいくのだろう。

そのひとつひとつを、もう間近で見守ることはできなくなる。





渋谷のホテルに3泊した。

ホテル暮らしは、何もしなくていいから楽だけれど、
やっぱりどことなく寛げない。

自宅のお風呂で足を伸ばし、
自分のベッドでゆっくり眠りたい。

ごはんだって、好きなものを作って食べたい。

早く帰りたいな~~と思っていた。


そして、念願かなって帰宅すると、
夫と娘が留守番していた自宅は、意外と片づいていた。


へえ~~っ、やるじゃない!

2人で協力して家事をこなしていたのね



…と思いきや、このお2人さん、
4日間という長い間、1度も自炊をしていない。

ずっと外食していたらしい。

家で食べたのは、朝食のトーストと冷凍食品オンリー。
(緊急時用に、冷食のパスタやピラフなどを準備してあった)

キッチンを使わなかったのだから、そりゃ、きれいなはずだ。

1日目の夕食用に作ってあったシチューは、
冷蔵庫でそのままカピカピになり、
ご飯に至っては、4日間もジャーで保温されていた

焼きそばくらいは作れるように…と揃えておいた食材も、
手つかずで、肉は賞味期限が切れている。


洗濯機も回した形跡はなし。

ワンコだって、朝の散歩ができないとかで、よそに預けていて、
そんなに負担はなかったはずなのに、
いったい暮らしというものを、なんと心得る!


「でも掃除はしたよ!」

…偉そうにのたまうけれど、
君たちがしたのは、ルンバのスイッチを入れることで、
実際に掃除してくれたのは、ルンちゃんだ。


生活のすべてを主婦に頼り切っている家族。

正直、けっこう重い。

もう高校生といい年したオッサンなんだから、
自分のことくらい、自分でしてくれたらいいのに…。


言いたいことは、いっぱいある。

文句も愚痴も溜まってる。


…だけど、でっかい赤ちゃんがゴロゴロしているこの家が、私のフィールド。

私が帰ってくる場所であり、
私が寛げる場所であり、
たった4日離れただけで、恋しくなる大切な場所。

自分を取り巻く住環境(人的環境も含む)に、
100%満足している人は少ないと思う。

だけど、家って誰にとっても、本当に大切な場所。

外でなにがあったとしても、
戻ってきて、疲れを癒し、次への英気を養う、
基地であり、テリトリーであり、拠り所だ。

だからこそ、多少の不満はあっても、
その大切な場所を、大切な場所として認識し、
居心地良く調えておかなくちゃ…と、
真夜中に洗濯機を回しながら、しみじみ思った次第。



東京土産は超かわいいブタさんのチョコレート。

1粒200円也~~



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