札幌市のギター教室から!

札幌市でギター教室を開いている、Kギタースクールの辻林圭です。ギター&ウクレレを弾きたい方はぜひお越し下さい。

クラシックギターにエンドピンを付ける際の考察

2013年12月12日 | 雑記
立奏用にクラシックギターにエンドピンをつける場合、写真のような内部のいちばん下にある補強材に、くぎ穴を開けることになる。だがこの補強材がどれくらい強固に張り付けられているのかわからないので、下手をするとこれが剥がれてしまう場合もあるかもしれない。熟練のギター製作者にきいてみたいものだが。
なので、いいギターにエンドピンをつけるのをためらってしまう。

そして、エンドピンをつけるということはストラップを常時付けっぱなしにするという事なので、今度は逆にそのギターを座って足台などで弾こうとすると、ストラップが邪魔になるだろう。(着けたままで弾くという手はある)。

いろいろ検討したが、いいギターにはエンドピンをつけるのではなく、フック式のストラップをつけて弾く。
これは着脱が簡単にできるので座って弾くにも都合がいい。

曲は立奏に向いたものを選ぶ。拡張や12フレットを越えるような音が多い曲は、立奏に向かない。本当はエンドピンをつけたほうが、弾きやすいんだが、仕方ない。

そもそもなぜ、立って弾くのか。
ぼくの場合は座って弾くことからくる腰痛を軽減させるため。
だから、必ずしも立ちっぱなしで弾きたいわけではない。
末長くギターを楽しくひきつづけるための、ひとつの方法なんですにょ。

フック式は表面板を痛めないかなあ、それだけが心配です。

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