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「加古川探検2」 2012年5月20日(日) 「加古川探検2」
「生きている加古川」の下見を兼ねた観察会、加古川探検2回目
コースは加古川線の厄神駅から見土呂(みとろ)の里山を歩いて市場駅で解散。
今回はナチュラリストラブのホームページを見て来られた一般の方が一名参加。
厄神駅の周りには麦畑がたくさんありました。
加古川までの道端には「ナガミヒナゲシ」がたくさん咲いていました。
駅から加古川まで距離を30分以上かけてさまざまな植物を観察しながら歩きました。
外来種が多いのにびっくり。
加古川はブドウの産地。あちこちにブドウ畑がありました。
ビニールの覆いがしてありました。木になっているのはブドウの花?実?遠くて確認できませんでした。
見土呂の里山です。途中「見土呂フルーツパーク」の温室を見学し、あちこちで立ち止まっては観察しながら「ひざしの森」のあずまやに向かいました。
あずまやで昼食。この辺りはアカマツの林が多く昔は松茸が採れたそうです。
お昼を食べ終えさらに山の中を歩きました。いつも作業をしている里山と雰囲気がよく似ていてます。
キンラン、シライトソウ、タツナミソウ、ノギラン、ヒメカンアオイなどのおなじみの植物も見られました。
カンアオイがあるということはこの辺りでもギフチョウが見られるんでしょうか。
山陽道のトンネルを抜けてさらに歩き「白雲谷温泉・ゆぴか」に到着。ここの温泉には無料の足湯もあるのですが、帰りの電車が1時間に一本しかなく、時間が迫っていたこともありちょっと休憩しただけでまた出発。
途中にきれいなレンゲ畑がありました。昔レンゲ畑でかくれんぼをして遊んだと話を聞き、一同「ええ~っ?」
実はレンゲって結構背が高くなるんだそうです。そう言えばこのレンゲ畑の中にも背丈が高いものがありました。
帰りは市場駅から乗車。無人駅で改札はなし。2両編成の電車は外のボタンを押してドアを開ける方式。
四つあるドアの真ん中辺りの横にあるボタンを何度押しても・・・開きません。すると運転手さんが窓から顔を出して「一番前か後ろのドアから乗って!」と。
全部開かないんですね。
<本日観察した生物>
コバンソウ、ヒメコバンソウ、ハタケニラ、オッタチカタバミ、ヒルザキツキミソウ、シロザ、マメグンバイナズナ、イヌコモチナデシコ、ナガミヒナゲシ、ホザキマンテマ、ハルガヤ、ネズミムギ、コメツブウマゴヤシ、アメリカフウロ、ナワシロイチゴ、ノビル、カワラマツバ、ギシギシ、スイバ、ニワゼキショウ、ハルジオン、チガヤ、セイヨウノコギリソウ、ノラニンジン、アカツメグサ、センダン、イモカタバミ、テイカカズラ、ヒレハリソウ(コンフリー)イチビ、ネズミサシ、モチツツジ、キュウリグサ、カラスビシャク、ニガナ、コシダ、ヤマハゼ、コツクバネウツギ、タカノツメ、ウラジロ、シライトソウ、ヘビイチゴ、タツナミソウ、キンラン、カンアオイ、ウコギ、オオイタドリ、イシクラゲ、カナメモチ、レンゲ、コミスジ、センチコガネ、アオモンイトトンボなど
(ナチュラリストクラブ報告 2012/5/20 報告)
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