子どもの本がおもしろい⑤
おくやまひさしは児童向けの自然観察本や図鑑を多く手がけている。身近な自然、里山の観察や考察は読んでいてい楽しい。
学校の周りで見られる植物図鑑で春夏秋冬の季節ごとにまとめられている。
「学校のまわりの草木図鑑 春」(おくやまひさし 大日本図書1996)それぞれ夏秋冬がある。
目次を見ると、春夏秋編は「A野畑学校や家のまわり」「B池やジ川、田んぼや湿地」「C雑木林や低い山」「D森や公園など身近なところの樹木」にわけてあるが、冬編だけ「冬にさく野草、冬の実やタネ、ロゼット・・・」となっている。
春編「ナズナ」では昼間はきれいに開く花も夜には閉じると紹介して細かな観察を紹介。ほかにも、昼と夜とで違うので観察。「カラスムギ」タネの先のねじれた部分は水分を受け取るとよりがとけて回転すると書いてある。
身近な草木をかわいいイラストでわかりやすい。画面構成など、みやすいので本当に参考になった一冊(4冊)である。
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