和泉葛城山のブナ
「生きている大和川」では金剛山のブナ林を取り上げたが、和泉葛城山にもブナが残っている。
大和川の調査のときには、9月に和泉葛城山のブナも観察している。
毎年実をつける樹木もあるなかで、ブナは10数年に一度という間隔で実をつけます。
つけるときは大量にできるので、虫などにたべられても生き残ることができるようになっています。
生き残った実でも、ササの生い茂った場所に落ちるので、発芽して大きな木になるのは大変な確率になります。
和泉葛城山ブナ林は、1923年(大正12年)に国の天然記念物に指定され、今年(2023年)に指定100周年になります。
現在ブナ林の保護と増殖のため、コアゾーンとバッハゾーンに保全場所での計画的な育成をおこなっています。
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