開山1300年記念
円城寺本堂外陣 天井画復元披露・落慶法要
岡山・吉備中央町
本堂外陣の天井画161枚が、160年の間にその色を失い、
かろうじて描線が判読できるばかりのものになったのは、いつ頃のことだったろうか。
諸般の事情からあきらめていた天井画の「修復」が仏縁をいただいて、
小川尊一先生の御厚情によって
実現可能となったのは、今より5年ばかり前のことであった。
先生を始めとするスタッフの方々が、
江戸期の天井画に現代的な意味を見出し、そこに現代の「解釈」を込めて、
再度、本堂外陣を荘厳してくださったものと言えよう
「平成の復元は」は当山にとってのみでなく、広く、ありがたく、意義深いものだと信じている
円城寺住職 天艸眞諦
パンフレットより
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開山1300年記念 円城寺外陣 天井画復元披露 落慶法要
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外陣(げじん)とは
仏寺の内陣(本堂)の外側で、一般の人々が礼拝する所
下記 写真で
天井の工事をしているところが外陣
戸の奥が本堂の内部 内陣になります。
この外陣にあった161枚の天井画を復元しました。
天井画復元披露
10月13日~19日の期間中、
本堂内部の天井画も見ることができます。
今回復元した外陣は期間外でも見られます。
日本がスペインと交流が始まった頃、
イスラムの文化も日本に伝わり、仏教にも影響をもたらした。
イスラム モスクに描かれている天井画が仏教にも取り入れられたと聞きました。
日本古来の文化だと思っていましたが違ったのですね、
正面が円城寺本堂
本堂外陣に取り付けられた天井画161枚
円城寺 天艸眞諦住職
美しい音色がお堂に響き、厳かな雰囲気が広がりました。
フルート演奏 間崎 詩音様
こちらは本堂 内陣の天井画
天井画の複製にあたられた岡山大学教授名誉教授 小川尊一様と生徒さんのプロフィール
岡山県民の財産が増えて嬉しいです
ありがとうございました。
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