かつての 小さな 決意が
間違っていなかったか
その判断は
ながい年月の後に 知らされる
まるで 神の啓示のように
繰り返す 愚かで
ささやかな 暮らしの中の
人間味のある時間の流れを
いとおしいと思いながら
人まねではなく
貫く 生き方を
自画自賛しつつも
ふと 投げる 視線の彼方に
懐かしむ想いが
ひっそりと 佇む影を
見つけてしまうこともある
けれど それは
決して 後悔と呼ぶに値しない
認めたくないと
目をそらす 想いの数々の中で
ごく僅かの 選択が
今を 形づくっていると
まるで 哲学者のように
回顧して
自己を裁こうとするのは
やめよう と 思う
オリズルラン
花言葉 守り抜く愛