違うのです
過去の記憶のままに
たどり着いた景色は
取り付く島のない
拒絶感が
其処 ここに漂い
懐かしさよりは
期待はずれの 喪失感が
世の中 甘くないよとばかりに
襲ってきます
あなたの心の景色模様は
いつの間にか
環境に順応したのか
以前の 気配すら残していない
たとえ 口先だけで
懐かしむ言葉を漏らしたとしても
何ほどの 後悔すらも
伝わってこない
変わっていく 人と人の
心模様を
変わりなくあれと 求めるのは
変わっていく 自分を
制御し切れない 哀しさゆえの
わがままでした。
旧知であることは
何の縛りにも ならないことを
知るべきでした。
モクレイシ
花言葉 不詳