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躓(つまず)いて 立ち上がるとき
思わず 何かに 縋(すが)ろうとする
たまたま 誰かいれば
その誰か
手を差し出してくれた人に
まわりに誰もいないとき
すくっと立ち上がって
周囲を見回し 無様な姿を
見られていないか 確認してしまう
反射的に・・だ
独り言をもらす
連鎖的に・・だ
危なかった。 大怪我するところだった。
よかった 怪我がなくて。
心が躓いた時
つまずく姿は 誰も気づかない
すぐ立ち上がれなくとも
痛みを託(かこ)ちて
その場に しゃがみこみ
涙を堪(こら)えて
立ち直るためにすること
心優しい人を思い浮かべる
手の甲に落ちた涙を
舐めてみて
味気ないと落胆する
一人の部屋で
散々嘆いた後
白い紙に 思いのたけを
濃い4Bの鉛筆で書きなぐる
時間の経過が
平静心を取り戻し
嘆きの渕から 這い出ることが
新生のこころの
旅立ちと 信じられるとき
あたらしい心のページには
嘆きの痕(あと)さえ見えなくて
ほんのひと時の惑いかのように
何気ない 明日の希望や
成し遂げたいことのリストが
連なっている
まだ 生きていると
だれかに 告げるために・・
人は 一人では
生きていけないものだから
思わず 何かに 縋(すが)ろうとする
たまたま 誰かいれば
その誰か
手を差し出してくれた人に
まわりに誰もいないとき
すくっと立ち上がって
周囲を見回し 無様な姿を
見られていないか 確認してしまう
反射的に・・だ
独り言をもらす
連鎖的に・・だ
危なかった。 大怪我するところだった。
よかった 怪我がなくて。
心が躓いた時
つまずく姿は 誰も気づかない
すぐ立ち上がれなくとも
痛みを託(かこ)ちて
その場に しゃがみこみ
涙を堪(こら)えて
立ち直るためにすること
心優しい人を思い浮かべる
手の甲に落ちた涙を
舐めてみて
味気ないと落胆する
一人の部屋で
散々嘆いた後
白い紙に 思いのたけを
濃い4Bの鉛筆で書きなぐる
時間の経過が
平静心を取り戻し
嘆きの渕から 這い出ることが
新生のこころの
旅立ちと 信じられるとき
あたらしい心のページには
嘆きの痕(あと)さえ見えなくて
ほんのひと時の惑いかのように
何気ない 明日の希望や
成し遂げたいことのリストが
連なっている
まだ 生きていると
だれかに 告げるために・・
人は 一人では
生きていけないものだから
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アネモネ(ピンク)
花言葉 待望