重い雲が 消えた
思いがけない 冬の贈り物
陽射しが あたたかくて
幸せになれる
こんな日は すべて忘れて
昔 辿った小径を
詩集など 小脇に
青春の風情 そのままに
惑うことの多い日が つづくと
追憶のときの流れに揺蕩(たゆと)うて
もしも・・
まっさらな気持ちを取り戻せたら
彼の人を 正面から見つめ
黙ったまま 時間が流れる音を聞く
そんなことが できるなら
青春の日の記憶そのままに
小脇の詩集が 誰のものであれ
陽射しが あたたかくて
・・・幸せ と
素直になれる
オキザリス
花言葉 喜び、母の優しさ