
天空の分厚い雲を 射抜くようにして
すこし 陽射しが あるようなので
この空に 守られて
暮らしていると信じさせられて
蟻のような その日暮らしを
延々と続けてきた
雲の切れ間から 差し込む陽射しを
待っていると 言わないのは何故だろう
あなたの言葉は 優しい響で
耳をくすぐり 心をあそばせ
疑問を投げかける言葉を 封じ込める
ひどく独断的(どくだんてき)で
人の心が傷つくことなど 意に介さずとばかりに
あなたの語る言葉や 手の力が 強くなり
傍若無人(ぼうじゃくぶじん)であれば・・
足音を忍ばせて
私は去ることを 知っていますか
傍若無人(ぼうじゃくぶじん)は
受止める側の 誤解からではなく
あなたを構成する
生い立ちや 経験や 学習からであり
あなたそのものなのだから
私が 足音を忍ばせて去るのは
気付かなかった 自身を恥じるからだと・・
雲がなく
青い空が 深く深く 遠くまで
紛れもなき 秋空が
明日は この街の上に
広がっていますように
すこし 陽射しが あるようなので
この空に 守られて
暮らしていると信じさせられて
蟻のような その日暮らしを
延々と続けてきた
雲の切れ間から 差し込む陽射しを
待っていると 言わないのは何故だろう
あなたの言葉は 優しい響で
耳をくすぐり 心をあそばせ
疑問を投げかける言葉を 封じ込める
ひどく独断的(どくだんてき)で
人の心が傷つくことなど 意に介さずとばかりに
あなたの語る言葉や 手の力が 強くなり
傍若無人(ぼうじゃくぶじん)であれば・・
足音を忍ばせて
私は去ることを 知っていますか
傍若無人(ぼうじゃくぶじん)は
受止める側の 誤解からではなく
あなたを構成する
生い立ちや 経験や 学習からであり
あなたそのものなのだから
私が 足音を忍ばせて去るのは
気付かなかった 自身を恥じるからだと・・
雲がなく
青い空が 深く深く 遠くまで
紛れもなき 秋空が
明日は この街の上に
広がっていますように

(再掲)