おもむくままに・・・!

ゆったりと、流れのままに、拾いもしない、捨てもしない・・・。 おもむくままに・・・そして私がいる。

上の空の ひみつ

2017-02-12 13:58:39 | Weblog
胸騒ぎがする

なにをしていても 落ち着かない

飛び出して走り出してしまいそうな
衝動が 襲ってくる



進学を決めたときも そうだった

就職活動を 始めたときも

ラブレターを もらったときも

幼いころ 生き別れした 父に
成人してから 会うときも

車を買うことにきめ
車種を 選んだときも

修学旅行の前日も

初めての海外旅行の前も

母が 退院する日を 待つときも



なにしろ 落ち着かない。

心は 知られぬように
喜んでいる
人には わからないように
こっそりと よろこんでいる。

上の空の わたしだけの ひみつ。




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わたしの 相棒たち

2017-02-11 17:42:58 | Weblog
お出かけしてきます。
待っててね。

うらめしそうな 
寂しそうな
切ないような 四つの目が
追っかけてきます。

無言です。


ただいま。

これ以上ないほどの 歓迎振りで
出迎えてくれます。

他は なにも聞こえないほどの
大きな声で
はしゃぎまわります。


わたしの 相棒たち
数年来の 同居生活

すっかり 年を とりました。

ふと気がつくと
いつから 見つめてくれてたの と
問いかけたくなる 静かな
愛のあふれる ひとみが
わたしを 包んでいます。

とむ と ちい

二人がいるから わたしは
わたしで いられます。





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あの日の 私

2017-02-10 21:25:03 | Weblog
アルバムを 取り出して
あの日の あなたを さがす。

あの日の 私を 見つける

髪型が 違う。
少し 痩せたよね。

今の私

あなたは
今のわたしを 見つけられないと・・・
思うだけで 悲しくなる。

それに、 あの時の私は
もういない。

あの頃の あなたも どこかで
別の顔をして・・・ いま、

私には もう 見つけられない。

別れとは そういう 悲しい経歴を
重ねること なのでしょう・・・?

だれかに もらった シクラメンの鉢が
枯れそうです。
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まぁるい気持

2017-02-10 12:51:45 | Weblog
陽射しが さし始めると
早朝からの 雪は すっかり とけて
枯れ草の間 から なにやら
新芽が 伸び始めている

心の中に 吹いていた
冷たい風が
どこかへ 姿をけして

心の まぁるい 人になって
帰途に着く

明日 朝  
また こんな まぁるい気持ちで
目覚められたら
やっぱり しあわせにだな~ って

窓の外は 
木枯らしの 2月

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悲しい習性

2017-02-09 16:57:35 | Weblog
雪がふります
寒くなります と
天気予報が はなします。

雪国の人は 又か という感じでしょうが
わたしは なぜか 心待ちに
ちょっと うきうきな 気持ちになってしまう。

お出かけの予定のない こんな日には
雪の降る 音に 耳をすませ
アップルティを飲みながら
窓の外を ながめて・・・

胸を痛める 想いもない ことを
幸せなひと時 と位置づけて

退屈な時間を
とおくへ 押し遣る・・・

なんと 悲しい習性でしょう


まだ わたしの時間の上には
雪は 降っていません。

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まどろみ

2017-02-08 14:32:10 | Weblog
陽だまりで 目をとじ
まぶた越しの 太陽光線を感じる

気温は 真冬の冷たさ
心は ほっこり

幸せな あなたの香りさえして
ふと われに返ると

コートの衿を立てた 
人恋しい わたしが たたずんでいる

昼下がり

本屋さんにでも 立ち寄って
それから 静かなカフェで
つづきの まどろみを・・・

平和です。 
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かわいい私

2017-02-07 22:14:38 | Weblog
さりげない あなたの言葉が
私を 幸せにします。

さりげない あなたの 優しさで
私も 優しくなれます。

知ってましたか?

あなたの そっけない言葉に
深く傷つく わたしです。

あなたが 遠ざかる 後姿さえ
ず~っと 見ていたい
かわいい私 も いるのです。
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2月のある日

2017-02-07 16:43:25 | Weblog
なにも残らない 出会い。

何かを 残したい人でもなかった。

親しげに 笑顔を見せて 
近寄ってきたけれど
その目は 
微笑んでいなかった。

この空白の時間を
飛び越えて

新しいことは なにもおこらない
つまらない 世界から
逃げ出す わたしの腕を
力強く だれか つかまえて

ふわりと 風船に ぶら下がった
小さなわたしの夢は

冬の風の いたずらに 
吹き飛ばされそうな 

2月のある日の出来事


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つなぎ合わせて

2017-02-06 22:01:05 | Weblog
うその言葉を たくさんつなぎ合わせて
並べてみても

どんな風に 並べ替えてみても
本当の 心は 伝わりません

信じようとする気持ちを あなたが抱いてくれていれば
本当に 変わるかもしれない と
思っている そんな私がいて

信じあうということは
信じたいと思う気持ちの つながりなのだと

知らんぷり の横顔で

今日も
あなたと 私は 通り
すがりの 
通行人でしかない。


実は わたし 無彩色のジグソーパズル

すきです。
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たわいもない話で

2017-02-06 18:21:52 | Weblog
落とし物を をしたような
なにかわすれているような
不穏な気持ちにおちいって
どうしようもない 時間が おとずれた時

公園のベンチに腰を下ろして
スマホを取り出し 親しい人に 電話してしまう

その日がどんなに寒い日でも
電話の向こうの声は かわりなく懐かしい

たわいもない話で 心の渇きが潤った後
またね だけで 

次の日へ わたしの時間を送り出し
あの不穏な気持ちは 
公園のベンチに置き去りに・・・

夕暮れが もう始まった 家路を たどる。

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約束のない日々

2017-02-05 22:22:27 | Weblog
ひとやすみしましょうか
疲れたでしょう

今まで生きてきた中で
今が 一番しあわせなんて
悲しいでしょう

今の 何がいいのですか
何もないのに

なんの約束もないのに

疲れているのですね
私は 何もあげられません

小さな 約束でさえも
あなたとは・・・ 


サヨナラの前の 指切りさえ しません


私には あなたのいない 明日がみえます。

すぐそこに 人生の筋書きが
足音をしのばせて・・・

だから

約束は むなしいのです。


あなたの幸せは 幻覚ではないですか





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心が叫びます

2017-02-05 14:51:41 | Weblog
日曜日なのに 雨
雨だから だれも訪ねてこない

窓から 手をだして 手のひらに
雨を 受けてみる。


玄関の扉をあけて
空を見上げ
手のひらに 雨をうけとめ

そのあと、
肩で 息をして・・・あなたは

そのまま 部屋へ 戻ったのでしょう

読みかけの 本を手にとり
読むともなく
 ページをめくり

出かけようとしたことも わすれて
時間が 通り過ぎる音を
感じているのでしょう

日曜日だから 
雨だから

こんな日は 

ぬくもりがほしい と
わたしの心が 叫びます。

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道しるべ

2017-02-04 21:32:07 | Weblog
どうしても伝えたいことがあって、
あなたの帰り道で 待ち伏せした夜

あなたは いつもの時間に 通らなくて
あなたを 見過ごしたかもと 思うままに
あなたの 家まで 歩きました。

心細さに おびえながら
暗闇の道を 進みました。

チャイムを鳴らしても こたえがなくて
やはり もっと後の バスだったのか と
元の道を たどりながら
何のために こんな暗い道を 夜遅く歩いているのか
わからなくなって

姿を見せない あなたが 無性に 腹立たしく思えて

あなたを 探し回ったわたしが 悲しいとおもうあまり
あなたを 憎もうとさえ思いはじめる 心の傾きを
持て余してしまいました。

わたしは そうして 悲しみながら 成長していくのです。
あなたは わたしの 道しるべでは ありません。

・・・ 決して・・・
 
私は 私の内なる思いに 育てられて 大人になりました。

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すさんだ心

2017-02-04 14:31:45 | Weblog
不本意な 笑顔をつくって
目を あわせてみたけれど

その人の 心は ここにはない。

およぐ目線が 真実をひたすら 隠そうとして
言葉の 切れの悪さが
すでに わたしを 裏切っている

心が すさんで 斜めに物事を見る癖が
その人の 人格のすべてでしょうか

すなおに 心温まる 出会いは
望んではいけないのでしょうか

今日は また 無駄な 足踏みをして
すごして しまったのかも・・と思うと
明日を 待つのが つらくなる。

すさんだ心は 伝染するかもしれない。 
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気づかないふり

2017-02-02 21:40:31 | Weblog
鉄道の線路が まっすぐ延びている景色の中に立ち止まって
あなたは 私の手を取った。

旅行に出かけようか・・・と その目が語りかけ
それもいいな と うなづく 私の心が歌いはじめ

長い時間 その景色の絵の中で 恋人のふりをする

この線路のように ひたすら 歩み続ければいいだけなのだ
脇道は ないのだと 
説得するように 語るその目は 
きっと あなた自身 言い含めていたのでしょう。

線路には 踏切もあり
途中下車の 駅もあり
切り替えポイントも あるでしょう

知っていても 気づかないふりは 得意な私。

そうして いくつもの年を かさねて
今が あるのです。
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