プロ野球セ、パ両リーグは7日、7月の月間最優秀選手(月間MVP)を発表し、セは巨人の山口鉄也投手(28)とDeNAのアレックス・ラミレス外野手(37)、パはソフトバンクの大隣憲司投手(27)とオリックスの李大浩内野手(30)が選ばれた。ラミレスは通算9度目でリーグ最多。所属した3球団での受賞は史上初。山口は育成選手出身として初の月間MVP。李大浩は5月に続き2度目。大隣は6年目での初受賞となった。
山口は、リーグタイの開幕から24試合連続無失点を記録。7月は中継ぎ登板した13試合でチームの負けがなく、抜群の安定感を見せた。ラミレスはリーグトップの打率4割1分4厘、6本塁打をマークした。
大隣は4試合に登板し、1完封を含む無傷の3勝を挙げた。李大浩は全21試合に出場し、リーグ首位の18打点、7本塁打の成績を残した。【鈴木篤志】
◇「非常にうれしい」
育成選手出身として初めて月間MVPに輝いた巨人・山口。先発投手以外の受賞も11年8月の巨人・久保以来とあって「中継ぎで取れて非常にうれしい」と喜びをかみしめた。山口が登板した7月の13試合で、チームは負けなし。「賞を励みに頑張っていきたい」とシーズン終盤に向けて意気込みを示した。
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