【ニューヨーク時事】米大リーグのレッドソックスやヤンキースなどで通算354勝を挙げ、独立野球リーグ、アトランティックリーグのシュガーランドと契約したロジャー・クレメンス投手(50)が25日、ブリッジポート戦に先発登板し、3回3分の1を1安打無失点に抑えた。
クレメンスが最後に大リーグで投げたのは2007年。米スポーツ専門局ESPN(電子版)によると、変化球を交えて37球を投げ、最速88マイル(142キロ)を計測。愛着のある背番号21番をつけた右腕は「この機会を得たことに感謝している。楽しめた」と話した。アストロズ、ロイヤルズなど複数球団のスカウトが投球を見守った。
クレメンスは禁止薬物使用をめぐって虚偽の証言をしたとして偽証罪などで起訴され、6月に無罪評決が下された。
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