SF人形劇「サンダーバード」の誕生50周年を記念した新テレビシリーズ「サンダーバード ARE GO」に登場する新マシン・サンダーバードS号のデザインを、人気アニメ「マクロス」シリーズなどの河森正治さんが手掛けたことが5日、明らかになった。サンダーバードS号の“S”はシャドウを意味し、セキュリティー担当のケーヨが乗る。ステルス機能を搭載し、操縦席が切り離されるとバイクになるほか、翼を折りたたんで、狭いスペースでも着陸できる。
日本語吹き替え版の声優を浪川大輔さんや花輪英司さん、村瀬歩さんらが務めることも分かった。浪川さんがスコット(サンダーバード1号)、花輪さんがバージル(サンダーバード2号)、村瀬さんがアラン役 (サンダーバード3号)の声優を務めるほか、柿原徹也さんがゴードン(サンダーバード4号)、KENNさんがジョン(サンダーバード5号)、寿美菜子さんがケーヨ(サンダーバードS号)を演じる。
「サンダーバード」は1964年に英国で放送がスタートし、66年には日本でも放送された。2065年を舞台に、人命救助を目的とした私的組織・国際救助隊のトレーシー家5兄弟が救助用メカ・サンダーバード1~5号を駆使して、事故や災害に遭った人たちを救助する姿を描き、人気を集めた。実写版映画が2004年に公開された。
「サンダーバード ARE GO」は人とメカがCGアニメーションで、背景の一部をミニチュアセットで撮影。旧シリーズと同様にトレーシー家5兄弟を活躍を描く。「レゴ スター・ウォーズ パダワン・メナス」などを手がけたデビッド・スコットさんが監督を務める。NHK総合で第1話が15日午後6時10分に放送。第2話が16日午後6時10分に、第3話が22日午後6時10分、スペシャル版が29日午後10時に放送される。4、5話は9月に放送予定。※引用しました!